現在、Windows 8 のカスタム案を模索中です。
いまのところ以下のカスタムを実施しています。これらは現時点でのカスタムであり、今後の状況によって変更の可能性があります。
・BIOSにおいて、AHCIをONにする。→必須ではない。
・システムドライブはできるだけHDDを避け、SSDを推奨する。→アイループではSSD搭載パソコンを強く推奨しています。
・「Start Menu 8」をインストールする。→Windows7までの操作感を取り戻せます。Windows 8の操作方法が一般に浸透するまでの2~3年は、この手のカスタムが必要と判断しています。意外と重要なカスタム項目。
・ウイルス対策ソフトはインストールしない。→Windows 8はマイクロソフト社製のウイルス対策ソフト「セキュリティエッセンシャルズ」と同等の機能が標準で付いており安心なため、他のソフトを入れる必要が無いからです。
・デスクトップ上に「コンピュータ」、「ユーザーフォルダ」、「コントロールパネル」のアイコンを配置する。→個人的に、最低限あってほしいアイコンです。
・UAC(ユーザーアカウント制御)をOFFにする。→ただし、お客さんの使用状況を見て判断。
・Aero(エアロ)は有効にする。→現在は有効にしたほうが速いです。
・仮想メモリはSSDに割り当てる。→SSDは速いので仮想メモリとしても優秀。仮にメインメモリが1GBしかなくてもそこそこ動いてくれます。
・以下を「すべての項目に対し、既定のプログラムとして設定する」を選択。→音楽や画像を「ミュージック」や「フォト」で開いてしまい、閉じ方がわからないことによる問合せに対応する手間を省くためです。意外と重要なカスタム項目。
・Internet Explorer
・Windows Live メール
・Windows Media Player
・Windows フォトビューアー
・視覚効果のカスタム。→無駄を省き、必要なものは残します。
・ON→Windows 内のアニメーション コントロールと要素
・ON→アイコンの代わりに縮小版を表示する
・OFF→ウィンドウの下に影を表示する
・OFF→ウィンドウを最大化や最小化するときにアニメーションで表示する
・OFF→コンボ ボックスをスライドして開く
・ON→スクリーン フォントの縁を滑らかにする
・OFF→タスク バーでアニメーションを表示する
・OFF→タスク バーの縮小版のプレビューを保存する
・ON→デスクトップのアイコン名に影を付ける
・ON→ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する
・OFF→ヒントをフェードまたはスライドして表示する
・ON→プレビューを有効にする
・OFF→マウス ポインターの下に影を表示する
・OFF→メニューをフェードまたはスライドして表示する
・OFF→メニュー項目をクリック後にフェード アウトする
・OFF→リスト ボックスを滑らかにスクロールする
・ON→半透明の [選択] ツールを表示する
当然ですが、僕自身が Windows 8 について経験不足な点があるため、とりあえずのアイループ式Win8カスタムとして公開します。
時間に余裕ができたので、店の事務用マシンでコックピットを作ってみました。

凸字型クアッドモニタ構成。液晶はあり合わせの半ジャンク品を集めてきて、足を外して壁掛けにしました。タスクバーは中央のメインモニタ上部に配置、どの位置にマウスの矢印があっても効率良くアクセスできます。
中央がメイン画面で、エクセルを主に表示します。右画面は90度回転しているのでWEB(グーグルクローム)専用です。左画面は180度回転して、鉄の棚から荷造りヒモでぶら下げて、WEB(IE)兼エクセル用で使う予定です。上画面は防犯カメラ2台の映像、タスクマネージャ、それとラジコを常に表示して、一部空いている場所にデスクトップ上のアイコンがチラ見できるようにしてます。

凸字型クアッドモニタ構成。液晶はあり合わせの半ジャンク品を集めてきて、足を外して壁掛けにしました。タスクバーは中央のメインモニタ上部に配置、どの位置にマウスの矢印があっても効率良くアクセスできます。
中央がメイン画面で、エクセルを主に表示します。右画面は90度回転しているのでWEB(グーグルクローム)専用です。左画面は180度回転して、鉄の棚から荷造りヒモでぶら下げて、WEB(IE)兼エクセル用で使う予定です。上画面は防犯カメラ2台の映像、タスクマネージャ、それとラジコを常に表示して、一部空いている場所にデスクトップ上のアイコンがチラ見できるようにしてます。

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SSDってご存知ですか?HDD(ハードディスク)と同じようなもので、容量が少なくて高価ではありますが、データ通信速度が非常に速いことが特徴です。パソコンの高速化を考える際は、CPUとメモリの次に重要な項目となります。このSSDの相場が約1年かけて暴落しているのです。
発端はおそらく昨年のタイ洪水にあると思います。タイの洪水の際、HDD生産工場の多くが水没したため、HDD相場が倍以上まで高騰しました。その影響が年明けまで響き、HDD相場は高止まりをしていたのです。
ところが、従来までHDDの影で「値段が高い」として高嶺の花であったSSDが相場を下げ続け、現在ではWindows7をインストールするのに充分な128GBの商品が1万円をはるかに下回る価格まで暴落しています。この調子で相場が下がれば、1年後の新品PCはOSの起動ドライブとしてSSD採用が一般的な時代となってしまいます。
ちなみに、HDDと比べてSSDがどれほど速いか。わかりやすく数字で示しましょう。数字はおおざっぱですが、決して誇張していません。
2003年ノート用HDD→40MB/s
2007年ノート用HDD→60MB/s
2010年ノート用HDD→70MB/s
2010年SSD→150MB/s
2012年SSD→250MB/s
実際は細かい性能差があるのですが、単純なデータ通信速度だけではなく、「容量の小さなファイルを多数読み込む場合の速度」などは数十倍(例えば0.3MB/s→20MB/s)になります。
これだけSSDが暴落したとなると、店で販売している新品系パソコンをSSDに乗せ変えていくほうが良いかもしれません。実際の体感速度としては、「Core i7、8GBメモリ、1TB_HDD搭載PC」よりも「Core i3、4GBメモリ、128GB_SSD搭載PC」のほうがだいぶ速いものなのです。パソコンの専門家の意見として責任を持ってアドバイスさせていただくと、パソコンの体感速度をもっと上げたいという方は「SSDを搭載したパソコンを選ぶこと」を推奨…いや、むしろ必須だと考えます。