お鮨「東麻布 天本(あまもと)」開店2ヶ月で、すでに予約困難店 | 里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

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フードジャーナリスト。テレビや雑誌、webで活躍中。全国47都道府県、世界20ヶ国以上を着物で食べ歩きグルメ誌に連載中。日本の食文化に精通し、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員に任命される。

「東麻布 天本(あまもと)」へ
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大将は青山の名店「海女うみ」から独立された天本正通さん。開店からわずか2カ月すでに予約困難店です。

 

頂いたおつまみ10品、握り17貫!大将の熱い思いが伝わってくる

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特に印象的だったのが「千葉県大原のダイコク鮑」と「東京湾 横浜小柴の穴子」。

 

大将曰く「お盆で市場が休みだからこそ、江戸前の仕事が活きるんです。」

フェイスブックに書いたら反響大きかったので、いただいたもの書いておきますね

 

①「長崎モズクとモロヘイヤ」
②「佐島の蛸」

③「毛蟹とキャビア」一瞬ほぐれないほど、毛蟹がぎゅーっ

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④「佐賀唐津の赤ウニ」

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甘さと食べ応えある食感。「このウニはつまみがいい」と、大将。
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⑤「一番出汁茶碗蒸し、このこ(=くちこ=ナマコの卵巣)乗せ」
⑥「藁で軽めに燻製した気仙沼の鰹の塩たたき」
⑦「ミンク鯨の尾の身」初めて食べた!雑味がなく、生姜や薬味なしでもいただける

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⑧「鹿児島紅クエ(スジアラ)」関西でも希少な紅クエ

⑨「積丹半島ボタンエビ」大将曰く「これは握りがいい。つまみの合間ですが一貫だけ握りますね」と。確かに。米つぶと酢のバランスが海老の甘みと合う

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⑩「宍道湖の天然うなぎ」骨が無く肉厚。大将は宍道湖産と一番相性いいそう

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次から、握り
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①「玄界灘の鯛」。熟成4日目

②「五島の2キロ超えアオリイカ」表面は縦、裏は斜めに切る技、甘みがすごい

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③「熊本天草の新子、3枚づけ」

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④「北海道野付の筋子」下から撮っても酢飯が見えない盛り良さ。皮が柔らかく甘い

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⑤「大間のマグロ」
⑥「大間の中とろ」とろけた・・

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⑦「対馬のサバ」しめて4日め脂がのってます
⑧「カツオの漬け」
⑨「黒ムツの松前漬け」スルメと松前昆布に漬ける。発想がすごい
⑩「皮付きで締めた鹿児島県出水の鯵」鯵ってこんなに肉厚だっけ?

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11「岩手の馬糞ウニ」。先ほどの唐津のウニとはまったく違う。「このウニは海苔と合わせた方が美味しいから」と有明の海苔と一緒に。おいしすぎる

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12、「千葉県大原のダイコク鮑」お値段いうのはやや無粋ですが、黒鮑の倍、キロ36000円だとか

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絶妙な柔らかさ。くるんっとご飯をまいた感じもたまらない

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13、「豊後水道の車海老」お皿からはみ出る。これでも小さいサイズに変えたそう{853AAAFB-5744-4743-A88B-BC0F8B2C2FC9}

顔幅だったかも。(ちょっと持ち方が悪くて海老隠れてごめんなさい)

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14、「キンキ」
15、東京湾「横浜小柴の穴子」。香ばしさと甘さのバランスがいい

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「赤むつとタイの骨を焼いて出汁にした、赤だし」あり
16、「鉄砲=わさびの利いたかんぴょう巻き」
17、「玉子」まるでデザート?伺えばパティスリー「エスコヤマ」の小山シェフに教わったレシピが元になっているそう

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結局は「人」なんだなと実感。大将がすごいんです。ネタを活かした技も素晴らしいし、そもそも国産の素晴らしいネタが揃えられるのはお人柄の良さ。

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お鮨「東麻布 天本」予約困難ですがまた来たい!

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