「オルグイユ」外苑前 / すごい。フレンチの金目鯛でこんなのって。 | 里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

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フードジャーナリスト。テレビや雑誌、webで活躍中。全国47都道府県、世界20ヶ国以上を着物で食べ歩きグルメ誌に連載中。日本の食文化に精通し、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員に任命される。

なんだか初めてづくしの夜だった


お店「オルグイユ」も初めてで、ご一緒した方と面識はあってもディナーは初めて。
そして、フレンチでこんなスゴイ金目鯛に出会ったのも初めてだった

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火入れ、肉質、皮の香り、歯ごたえ、塩み、ソースの粘度。何ておいしいんだろう。
そして「金目鯛とインゲンだけ」。 この潔さにグッと惹かれた。そして 普通ならアスパラソバージュとかホワイトアスパラとか使いそうなこの季節に。ソースの絡みと豆の弾ける食感がとても合っていて納得

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こんなお料理が出てきたのは外苑前「オルグイユ」 http://orgueil.net/
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駅からも遠い、マンションの2階。
カウンター4席とテーブル3つ。テーブル席は満席で、シェフとソムリエのお2人で対応されているのですが、

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加瀬シェフは昨年まで3ツ星「カンテサンス」にいらして、その前はフランスの3つ星「プレ・ド・エジェニー」

シャンパーニュ地方でのご経歴が長いことから、シャンパンをメインにしたお料理を構成されていて、本来は8品をペアリングするのがおすすめ


お料理を全てお伝えするのは心苦しいので 抜粋で。


前菜のタルトフランベは水ダコと豆とトマト、柑橘のジュレ
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シンプルな雲丹に
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私はずっと赤ワインで通してて、

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榛原牛のスモーキーな味にも合わせ
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メインの小鳩のおいしさにも感激した{F8779860-39A9-4A3A-9A94-11695741CA30} 香ばしく焼かれた方が好み。なので相性があって嬉しい
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メインデセールはフォンダン。「口中でとろけるお菓子」の意味ですが
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食べる前からもう、このとろけ具合。カスタードとベイクドチーズケーキを足して割ったような。アイスとのコントラストが、ただもんやおまへん 。。。。 最後は京都弁になっていたおいしさどす (初?)
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「オルグイユ」
良い意味で「傲慢」を意味する店名。
重責を担う覚悟を決め、自ら立ち上がる人はカッコイイ
 http://orgueil.net/