「フードジャーナリストの貴女がここにいるのはふさわしくないのでは?」
はい?
着物の日本人フードジャーナリスト(私)への、最初の質問
・・・・・・・
場所は世界中のセレブや文化人が訪れる、キャバレー「クレイジーホース」
キャバレーって いかがわしい?
ちーーがーーう!
違うんです、ほんっと美しかった
巧みな照明(ライトニング)技術で女性の裸体をキャンバスのようにとらえ、万華鏡(カレイドスコープ)のように直線、曲線も多様に描かれていく・・・
※画像はイメージです
舞台裏にもお伺いできたのですが、
人々を魅了し続けてきた歴史や背景も伺えた。熱意が伝わってきた。
クレイジーホースは1951年に設立。女性の美を追い求めてやまないアラン・ベルナンディンによってパリに設立。大絶賛のもと新しい芸術とみなされ多くの人々に衝撃と感動を与えました。
クレイジー・ホース開業者であるアラン・ベルナルダン自身が監督を務めた映画も公開され、さらに舞台を見て多くの写真家や映画監督にもインスピレーションを与えました。例えばデヴィッド・リンチの作品などがそうでしょうか。そして今なお進化し続けています
舞台は本当に美しく楽しくキュートで艶っぽい。女性の魅力が満載だ。カラフルでシャープな模様がダンサーさんの肌に映し出されていく。人こそアートだ。そんな気がした。
客席とステージが近い。一層親密度が増す
ステージを観て思ったことは、①オトナだからこそ楽しめる
②女性の身体の美の価値観が広がる
③パリの芸術は絵や彫刻だけではない
特に②。
日本では、女性の身体で好まれる点は「痩せている」「美乳」「腰のくびれ」がクローズアップされがち。(のような気がする)。もちろんそれも必要ですが
ここでは特に、、、
「美尻♡」
ヒップアップされて丸みある
ほんと綺麗だった。 女性の身体の価値観が広がるー!
①③パリのアートは絵や彫刻が代表的とされるが「生の人」もアートになるのかもしれない?オトナの見解
で、テレビ取材、取材!お仕事しなきゃ!
「食べ物メインではないのに なぜ?」
確かに適切な質問
確かに適切な質問
で、どうお答えしたかと申しますと
私「いいえ、私はフード専門ですが、飲食も美も芸術も全て共通しています。だから無意味ではなく、ふさわしくないとも思っていません。着物でここに来るのは私の敬意です。素晴らしい芸術にはドレスアップも必要です。そして、何よりクレイジーホース観劇に欠かせないものは、、、?」
TV「何でしょう?」
「シャンパンです♪」
一斉に注がれるシャンパン====!
そうなんです。ラベルもグラスも特注で、クレイジーホースの観劇にはシャンパンが欠かせません。
最初のシャンパンがある無しでは全然気分が違います。そしてフィンガーフードも楽しみつつね
取材は、「ようこそ、パリへ」でも何でもなく「何故貴女がここに?」。そんな風にストレートに聞いて下さる。パリの人々は自分の意思を持って凛としている。だからこそ後半も率直に意見交換ができ、とても楽しかった
価値観広がりますよ~
生で見ると最高ですよ~
オトナならではの楽しみを、ぜひ
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ショーについて
●日曜~金曜 20:15&10:45
●土曜 19:00,21:30.23:45
●料金 85ユーロ/1人
お問い合わせ&予約は
reservation@lecrazyhorseparis.com
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→クレイジーホース
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