大将のトークと予約困難さで知られ、食べログ評価は4.42の高得点を誇る「かぶと」 へ。
噂の大将トークは、確かにマシンガン級。
「初めて?なら、任せてもらえる?鰻の良さわかってんだ。わかんないクソは帰ってくれっ」
「よその店でウナギ食べて うまいだマズイだ言ってるやつは、クソ、クソ。」
と、とにかく語尾に「クソ」が付着。笑
ヨソの店のうなぎや他のお店の批判も入れど、基本は「うちのウナギはおいしいんだ」ってことで、
そんな大将トークは温かく優しくも感じる。
頂いたコースはザッと、えり、ひれ、レバー、心臓など希少部位の串6本。続いて 白焼き、蒲焼き、ご飯で〆。
その前に頂いた「冷奴」「お豆腐」もおいしい。
野菜は有機野菜のみで、代々続いたぬか床だそう。
画像を掲載した串の中でも「この部分、初めてかも」って思ったものもある。
でも、一番ビックリは「心臓」かな?
すっごく小さくて、しかもねー、ぴくぴく動いてるんですよ。
で。
「噛まないで水で飲んじゃって」
つまり「捌いたばかりのウナギ。うちは捌きたてしか出しません。
通常のお店では捨てる部分も食べるってことよ。そんな粋を食うんだ」
確かに。
ぴちぴち跳ねるうなぎは クイッと釘刺しサーッと捌かれる。
命の現実を目前にするのは事実。
(そして、私が座ったカウンター席はかぶるように見えるんですよね。特にスゴかったと思う)
続いて白焼きが登場する。
時々、ドキッとしながらも
串のおいしさと、そもそも食べっぷりの良いメンバーで来てるので、
「まだかな~」のワクワクモード。
最後の蒲焼きが焼かれている。香ばしくいい香り。
タレのキレが良く、甘過ぎないところがいい。
ふっくらしたウナギの身、ムチムチの皮。
甘めのご飯のつぶつぶ感と合う。
肝吸いと一緒に頂き、最後まで余さず完食。
食べログ評価は4.42の高得点を誇る「かぶと」
この日はお酒は無しで7~8千円なり。
この後、大将トークが繰り広げられながらも、
なぜか、最後はお褒めの言葉まで頂けてビックリ。
食べっぷりの良さが幸を成したのか・・・・
相変わらずの予約困難さで、5月末の予約で9月のようでした。
途中キャンセルなどもあるかもなので、
少人数で伺おうという方は、こまめにご連絡チャレンジされてみてくださいね。
食べる価値あり、のうなぎです。
お店の方、ご一緒した友、予約して下さった幹事様に感謝。