おすすめフレンチ5店掲載 ① 「ラ ボンヌ ターブル」/ JTB mook「東京トレンドグルメ」 | 里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

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フードジャーナリスト。テレビや雑誌、webで活躍中。全国47都道府県、世界20ヶ国以上を着物で食べ歩きグルメ誌に連載中。日本の食文化に精通し、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員に任命される。

先日発売の「たべあるキングが選んだ!東京トレンドグルメ(JTB mook)」 にて。
フレンチ担当として5店ご推薦させていただいております。


「LA BONNE TABLE ラ ボンヌ ターブル もそのひとつ。
三越前駅すぐ、COREDO室町2の1Fにあります。

中村シェフの「とあるメニュー」を食べたかったこと、
そして 本のお礼を兼ねて本日ランチに伺いました。

本のご紹介は改めて後日に。

「とあるメニュー」を中心にランチのご紹介です。


ラ ボンヌ ターブル の魅力は沢山ですが、

お料理の魅力の1つが「Farm to TABLE」。
つまり、地元の新鮮な食材を使って、季節ごとにメニューを変えていく。です。


なので、最初の一皿は野菜オンリー。
「旬のとれたて野菜の一皿」から始まります。

葉野菜、トマト、芋類、根菜、
どのお野菜も味が濃くておいしい。
しっかりと噛み応えがあります。

ペロンッと長細いですが、これも蕪です。
しかも塩とオイルで調理された状態で、緻密な旨み。水っぽくない。

ちょこんっと、のったポップコーンもとうもろこしから手作りされています。
原木「しめじ」もありました。味が濃くて本当においしい。
しっかり噛み応えある野菜でスタート。美容健康麺からも、まさに理想的です。


パンは大好きな、大阪「ル・シュクレクール」 のパン。
好きなパン、ベスト3店に入るお店。
噛み締める程においしさが増し、喉越しが良くて重過ぎない。
すごくおいしいです。

そして「とあるメニュー」の登場

「エコファーム浅野の冬越えパクチーが主役の一皿

パクチーの根もフリットにして添えられています。


わさわさっと広がったパクチーの下には・・・

パセリバターで和えたカブ、大松農場の美味しい半熟玉子、ホタテ貝のソテー、
マッシュルームの赤ワインビネガーマリネ

食感のアクセントにピーナッツのローストも効いています。





きちんと緑の味が濃い、パクチー。
ほんっとにおいしい一皿に仕上がっていました。


中村シェフのFacebook で、パクチーの一皿を知りました。

わたし「(パクチー)大好きですー、伺いますねー」
シェフ「里井さん!最高のパクチーと共にお待ちしています!!」

のやりとりから、昨日の今日で来てしまったという。 笑


本当においしいです。
パクチー好きな方はもちろんですが、苦手な方でも大丈夫そうな気がします。
召し上がってみて下さいね。(ディナーでのご提供が中心になるようです)


メインは「せせらぎポーク」を頂きました。
ふきのとうのタプナード、せり、グリーンアスパラ、トマトなど
たっぷりの野菜といただきます。

肉厚に切られたポークは、山菜の苦みととても合います。



ラボンヌターブルの魅力のもう1つが、
「国産ワイン」にこだわっていること、
「ジュースのペアリングができる」こと。
国産ワインはタケダワイナリーさんなど、魅力的なものがズラリ。
パクチーや山菜とも合うでしょうね、次回はぜひ一緒に堪能したいです。


そして!
ご存知の方も多いかと思いますが、苺のデザートです。


ふわっふわの綿あめにキラキラ苺と菊の花びら。
江連農園完熟苺のスープに泡立てた練乳、
クレーム・ダンジュ、牛乳のアイスクリームです。



パリンッ。
キラキラの苺も綺麗に飴状になっていて、心地よい食感と口溶け
綿あめの飴が絡んでもくどくない甘さで仕上がっています。


お茶はコーヒーをセレクト。
こうして和食器を使われている点もとても素敵。


おなじみの「たこ焼き」 ショコラスイーツです。

ラ ボンヌ ターブル
生産者さんの思いや日本への愛を感じるお料理の数々。
重苦しくなく、でもとても丁寧で温かいサービスに癒されます。

スコーンと抜けた天井の高さや北欧インテリアとの融合。



キッチンがまるでステージのような活気ある雰囲気。
そしてその活気をダイレクトに感じれる大きなダイニングテーブル。



「LA BONNE TABLE ラ ボンヌ ターブル
今度は、ディナーで伺おうと思います。