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i-counselingは心の傷 専門カウンセリングルームです
先日から当カウンセリングルームで行っている トラウマ療法FAP というものについて
少しずつ書かせていただいています
今回は第5回目です
第1回目の記事 トラウマ療法FAPについて①
第2回目の記事 トラウマ療法FAPについて②なぜ行うの?
第3回目の記事 トラウマ療法FAPについて③どんな症状の方に効果があるの?
第4回目の記事 トラウマ療法FAPについて④お問い合わせ内容と回答のご紹介
子どもの頃
心に傷を抱えると
その子のその部分の時間が止まってしまいます
それがインナーチャイルドとなって
心の奥でその時の記憶を抱えたまま
留まり続けます
その子は感度の優れたアンテナを持っていて
“あの時”と似た状況をいち早く察知して
危険回避のために動きます
その方法は
幼かったあの時に
小さな頭で必死に考えた方法
今ならもっと違うやり方を考え出せるかもしれないのだけれど
“あの時”最も安全だと思った方法を変えることも怖くて出来ない
それが例え今困る理由を作り出していても
それが心のブロックです
FAPはここに働きかけます
小さな私…
あの時のあの状況じゃ仕方なかったよね
まだ力が足りなかったんだよね
怖かったよね
口惜しかったね
でもさ、あの時の精一杯、やれるだけのことやったんだよね
あの状況をよく潜り抜けたね
たった一人で
そんな私だからこそきっとやれる
大丈夫…!!
FAPを受けていただくとこんな感覚になっていきます
そして止まっていたインナーチャイルドの時間は動き出し
成長をはじめます
その過程で
子どもっぽく怒ってみたり
拗ねてみたり
声を出して泣いてみたり
子ども時代に出来なかったことをやって
今の年齢に次第に追いついてきます
怖くて試せなかった別の方法をあえて選ぶ勇気が湧いてきます
自分に信頼を持てるようになるからです
そして試行錯誤がはじまります
失敗もします
やったことないのだから失敗は当たり前ですが
きっと以前のインナーチャイルドだったら
「ほら!だから危ないからやめとけって言ったんだよ!」
って自分を責めちゃいそうですが
「あー、こっちがだめならあれにしてみよっかな!」
と次の可能性に目を向けられる様になるんですね
でもそれもこれも
頑張ったインナーチャイルドがいてくれたから
あなたがいてくれたからこそ
自信を持つことが出来る様になったんですよ
そのメッセージをその子に伝えるのがFAPの役目でもあります
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