KING JIM 大人の対決!
先週、またもや東京往復夜行バスという、強行軍で「文具カフェ」のイベントに参加した。
「文具カフェ」は表参道にある、ちょっとユニークなカフェ。
すでに、文具ファンには有名で、遠くは札幌からも訪れる人もいる。
Cafeなので、珈琲が飲めるのは、もちろんの事。ユニークなのは、会員になると合い鍵をもらい、テーブルの抽斗にある文具が自由に使う事ができて、珈琲を飲む店と言うより、クリエイティブなサードプレイスといった位置づけになるのだろうか?
この店では、定期的にいろんなイベントが行われ、今回は事務用品の最大手「KING JIM」さんの主催で、今話題の「Shot Note」の販売について、ユーザーである私たちがプレゼンテーションを行う企画となった。
「Shot Note」は発売以来すでに、200万冊を突破する人気商品。
スマートフォン用のアプリがあり、memoも写真に撮ることで、ファイルデータ化される魁けのアイテム。ただメーカーでは、女性の購入率が低く、いかに女性ユーザーに販売を広げていくかをテーマに、激論が飛び交った。
私自身ユーザーとして、問題点を提示したのは、まずスマートフォンユーザーの過半数が男性であること、「Shot Note」が女性に眼を向けさせるには、「カワイイくない」、さらに今高級ノートブックが、文具店ではなく大手書店で販売されているように、販売チャネルが少ない事などをあげた。
では、どうすれば女性に売ることができるのか?
女性チームの中から、「子供が書いた落書きや作画を時系列でweb上にあげていけば、子供の成長記録として使える」との意見、これは実に良いアイデアだと思う。
今回、120名の応募の中から選ばれた24人の人達、上は私よりちょっと年配の方から、下は高校生まで、様々な意見交換ができた事は、「KING JIM」さんにはかなりの、マーケティング調査になったと思う。
携帯キャリアの話では、あと2年ほどで、ガラケーからスマートフォン市場は入れ替わると読んでいる、これからさらに、デジタルとアナログの融合が進んでいく事が予想される。
前回の記事にもかいたが、「MOLESKINE+EVERNOTE」のコラボ「スマートノート」の発売で一気に加速される予感がする。
今回は「KING JIM」さんの話なので、余談は極力割愛するがデジタルとアナログとは、非常に相性がいい!と数年前に語ったのは、小学館アウトドア雑誌の老舗「BE-PAL」の加藤編集長だった。
はてさて、どうなる事でしょうか?楽しみは止むことはない。