精神疾患のある元夫は
彼女であるあさみさんの存在を

地域精神医療の一環で
自立の援助として
「自治体のソーシャルワーカーから
栄養士として彼女を紹介された」
と言っていました真顔


以前の元夫との話し合いで

あさみさんの旦那さんは
「リオがあさみさんの元彼と知っているのか」
「栄養士としてリオとやり取りしている事を
知っているのか」を
問いただした事がありました。






すると、
知っていると思う」と言ったり
夫婦の事だから俺は知らない」と言ったり

曖昧にしか答えていませんでした真顔


元夫が曖昧な答えを出す時は
「嘘をついている時」。

この時から私は
あさみさんの職業自体が嘘なのではないかと
疑いを持っていました凝視



そもそもそんな都合よく
紹介された栄養士が元カノであるなんて、
昭和のトレンディドラマ並の偶然、
あるはずがありませんニヤニヤ


嘘であろうと疑ってはいましたが
あさみさんの職業に関して調べる術が
私にはなかったので、

元夫の嘘を暴くことはできないと諦めていました、













探偵調査するまではやけどニヤニヤ







探偵調査をすると言うことは
対象人物の全てを調べるということ真顔上差し



もちろんその中に
職業、勤務先、雇用形態などの情報も
含まれるということニヤニヤ



探偵さんは勿論、調べました。


私たちが既ににわかっている情報を元に
調べは始まります。


「管理栄養士」
「ソーシャルワーカーが介入」
「地域精神医療の従事者」



元夫からの情報で信憑性は薄いものの、
できるだけの情報を探偵さんに提供しましたニコ


探偵さんはあらゆるデータベースを使って
彼女を調べました。

ですが
行政関係や福祉関係どの名簿を探しても
あさみさんの名前は該当無し真顔


更に探偵さんは
管理栄養士は免許申請後、
書類審査を経て
厚生労働省での名簿登録が完了するまでは、
管理栄養士の名称を用いて
業務を行うことはできないと知っていたことから
厚生労働省の管理栄養士名簿を使って検索、


ですが
これもまた
あさみさんの名前の該当は無し真顔



更に更に探偵さんは
あさみさんの最終学歴までも調査をし、
あさみさんは高卒である事を調べ上げました真顔

管理栄養士は国家資格ですので
大卒か専門学校を
卒業していなければならないはずニヤニヤ



以上の事から、


元夫の彼女であるあさみさんは

福祉従事者でもなく
地域保健従事者でもなく
そもそも…










管理栄養士でもないニヒヒ








探偵さんはそう結論づけたのです真顔




だけど元夫に

この調べた内容を
「探偵を使った」とは言えません真顔




あさみさんってそもそも
管理栄養士じゃないよね?


え…?


あ、ごめんごめん、
疑問形がそもそもの間違いやな、
リオは正論問うても「違う」って答えるもんね、

あさみさんはそもそも管理栄養士じゃない

ってことが私の言いたかったこと。



いや、違う、



違うじゃない、
だから私最初に電話で言ったよね?

「リオの専属栄養士の女性の事で
分かった事があるんやけど?」って。

確証があるから言ってんねん、
根拠があるからわざわざダルい面会もやってんねん、

今リオ本人が一番怖いやろ?

「なんで知ってんの?」って。



………





この時の元夫の顔を
未だ忘れることはできません真顔



言葉を失い
目は泳ぎ
手元はそわそわ




「ヤバい、バレた…」
「なんでわかった?」




表情だけで
その言葉が読み取れるほど

元夫は
動揺が隠せていませんでしたニヤニヤ



ここから元夫がどう言い逃れるのか、














もはや楽しみニヒヒ











って思えるほど

私の気持ちは高揚感でいっぱいでした真顔グッ