久しぶりに表参道に行きました。
時間の余裕があったので、
シナリオセンターを覗いてみると、
話題の映画「カメラを止めるな」
の 監督 脚本を手がけたのが、
こちらの卒業生だそうです。
この映画は、怖さが
ゲラゲラ笑いに変わる方法が使われていて、
これは新しい！
と思いました。
そのそばが教会で、結婚式があると、
茶色の扉から新郎新婦が出てきて
みんなからの祝福を受ける場面に遭遇します。↓
素敵な恋愛をして、結婚に至った幸せなカップルは
この人と一生の愛を誓うか？
という問いに ”イエス”と答えることになっています。
（”汝は健やかなるときも、病めるときも、幸せな時も、困難な時も、喜びの時も、悲しみの時も、富める時も、貧しい時も、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、
その命ある限り、 死がふたりを分かつまで愛し、慈しみ、貞節を守ることをここに誓いますか？）
『ハイ、誓います！』って言うんですよ。
ここで ノーはあり得ない・・・・・・
が、サイモンとガーファンクルの
「サウンド・オブ・サイレンス」が流れる
ダスティンホフマン主演の『卒業』は
ここでひっくり返ってしまう
とんでもない展開でしたが、
主題歌と映画が大ヒットしました。
この映画の主人公のように、
自分以外の人が傷つくことなんか考えもしないで、
言葉や態度でさんざん周囲の人を痛めつけても、
これが”マコトの愛”だと思い込んでいる場合もあるでしょう。
そして結婚してのち数年間 幸せでも
歯車が狂い始めると、相手が悪いと決めつけ、
『許せない！
』と憎しみの炎を燃やすこともあります。
昔から「逃した魚は大きい」というように、
あっちの人の方が穏やかな幸せが得られたのに、
などと思い始めるかも知れませんね。
結婚に至るまでも、心のどこかで、
「もっとイイ人がいたら乗り換えよう」
と思っていることもあり得ます。
こんな時、脳内ではチャイルドがハバを利かせています。
冷静に考えれば
ロマンチックな恋愛を求めて
愚かさのスタートを切ったのは自分
なのですが、
こういうメロドラマの開演中は
主人公である筈の自分には
責任が 一切なく
両親が原因だ、
相手の○○○が悪い！
と, 頭の中はドロ試合中継そのものなんですわ。
ただ、主人公が最初の誘惑に感じた
抵抗する思いを大切にしていたら、
全てがスンナリ進むために
このストーリーは成り立たず、
ドラマ性も薄れただろうと考えました。
この映画のラストは、
主人公が自分の感覚に確信を持った
勇氣ある行動を起こし、
ハッピーエンドなのか
暗雲立ち込める門出なのか
鑑賞者にお任せして ジ・エンドとしています。
チャイルド脳が優勢な恋愛は
ドタバタ劇だからこそ、
ドキドキする刺激があって盛り上がるものです。
（これがチャイルドが好む餌ですよー）
実際 は 、多くの
末長く幸せなカップルは
結婚までの障害レースがなく スンナリ進む
とある方がおっしゃいました。
（カウンセラー経験が豊富なかたで〜す）
この結婚はどうなるだろう？
と思い悩む方にとっては、
スンナリ行くという話が 大いに参考になりますね。
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