アルバイト経験 その②です
コロナワクチン接種会場のスタッフ (派遣)をしていました
ワクチンの一般接種が始まった2021年5月からしばらく従事しましたね
高齢者から先行して始まったのですが、最初の頃はみんな未知のウィルスへの恐怖に怯え、1分1秒でも早く打ちたいと殺気立っており、多少順番が前後しただけで怒り出す人も珍しくありませんでした
毎日ポジションは変わりますが、自分は接種が終わった方が15分~30分経過観察するための席に案内し、待機時間をお伝えするポジションが多かったです
スタッフは立ちっぱなしですが3日もすれば慣れ、歩き回るので健康にも良かったと思います
席に案内…というと簡単そうな仕事に聞こえるかもしれませんが…
終わった方の様々な質問に対応する
会話をしている方に慎んでもらう
マスクの正常着用を促す
電話しようとしてる人を通話エリアへ案内
目や耳、足が不自由な方の介助
寒そうにしてる人に毛布を用意
トイレの付き添い(目を離している間に倒れたら大変なので)
目で何か訴えてくる人を見つけて用件を伺う
待機中に具合が悪くなる人もいますし、案内をしながらもやることは多岐に渡るので目配りと臨機応変さが求められます
中にはワクチン行政にひとこと言いたい人や、女性スタッフは軽く見られるのか心ない言葉を投げ掛けて来る人もいました
でも、ほとんどの人は打ち終わって安堵の表情を見せ、帰り際にお礼を言ってくださいます
そのときは喜びとやりがいを感じました
104歳ながらやっとの思いで車椅子で来たおばあちゃん
「これでやっと孫に会えます」と涙ぐんでいたおばあちゃん
どれだけコロナに怖い思いをしていたのかと思わずグッと来るものがありました
人は誰でも「世の中の役に立ちたい」という欲求があります
今日はどんな人に会えるんだろう、と毎朝出勤するのが楽しみでした
こんなことは今までの職業人生ではなかった
いい経験をさせてもらったと思っています
その③ もあるかもしれないし、
ないかもしれない(笑)
※スタッフとして割りきって仕事をしていましたので、ワクチンを盲信したり、強制的に接種させられることはありません
自分も3回しか打ってないし、1回も打ってないスタッフもいました