特に深い意味はないです。カフイミンミン。
天気予報で今日は雨と言っていたので、昨日すごくがんばってサイクルハウスの修繕をした。
思い起こせばこの家に引っ越してきたあと、「自転車置き場を作りたい」と主張して、「風が吹いたら飛んじゃうんじゃない?」と否定的な態度だった夫を説得して設置したサイクルハウス。
3台停められるタイプのものだったので、そこそこ大きい。縦横170cm前後。奥行きは2mちょいかな、たぶん。
買ったときについていた前後幕と天幕の素材はビニールシートのようなものだったため、数年でボロボロになった。
新しいものを買いに行ったら、若干素材が変わっていて、防水とか耐久性にすぐれたものになってた。ちょっとお値段が張るので、その時は天幕のみ購入して交換した。
それから月日は流れて、前幕がボロボロになった。当時は息子が自転車を使用していて、毎日のように出入りしていたという事情もある。ガムテで応急処置をしながら、なんとか使い続けていたのであるが。
ここ最近、強風が吹く日が多くなった。ニュースになるくらい強い風である。
サイクルハウスの前幕はほぼ役目を果たさなくなっており、雨風が容赦なく吹き込むようになっていた。
そしてちょっと前の強風の日。天幕がまるっと剥がれた。
枠組みの下部に結びつけてあったはずの結束バンドが千切れ、べら~んと剥けてしまったのだ。
確かその時も、翌日あたりに雨予報が出ていたので、取り急ぎ天幕をかぶせ直したのだった。
そして先日の強風。またしても天幕が完全に外れてしまっていた。
これはもうなんとしても張り替えをせねばなるまい、と覚悟を決めてホームセンターに行った。
天幕は高いのよねー、と思っていたら、前幕だけで別売りしているという。ナイス。
前幕を購入して、いざ交換作業に取りかかったのだが。
まー、大変だった。
サイクルハウスの高さは私の身長よりも高い。その枠組みの上から、外れた天幕を乗せようというんだから大変だ。あっち行ったりこっち行ったり、中から引っ張ったりと、大奮闘であった。
(てか、この作業はそもそも一人でやるもんじゃない)
天幕下部と枠を針金で結びつけ(これも大変だった、針金が硬いんだよ)、新しい前幕を取り付け……トータル2時間の作業であった。
一人でやってるから誰も知らない作業なのだよね。苦労した~、大変だった~っていう思いは私しか知らない。だからつらつらとここに書き残すのである。うん。がんばった。
おかげで今日雨が降ってきても何の心配もない。新しい前幕はきっちり雨風を防いでくれるだろう。
現在もう誰も自転車を使用していないのだが、処分するのもためらわれる。どうしたもんかね。
そして、昨夜は夏に予定されている公演の稽古場に顔を出してきた。
最大の懸案事項であった「古いタイプライター問題」を解決するためである。
最初は私が作るレプリカで音を出せないかと相談されたのだが、そんなことは到底不可能で、どうしたものだろうと頭を抱えていた。
しかし、スタッフの中にちょっと古い型のタイプライターを持っている人がいて、音問題は解決をみた。私は当初の予定通り、小道具としてのタイプライターを作るだけでよくなったのだ。
一時はモチベーションを失い、製作を断念しようかとまで思っていた。でもそれも解決。一気にやる気が戻ってきた(ゲンキンだねーw)
朝から作業に取りかかった。
こんなものを作っていたのさ。
先日作った文字ボタン。
これをとりつけるアームを作っていた。
割り箸を使うところまでは思いついたのだが、その先をどうしようかと思っていた。
カギ型にしたかったのだが、いい工夫が思いつかなかったのだ。それを思いついた。
ボタンをとりつける部分に、発泡スチロールボードの小片を貼り付け、それをアルミテープでくるんでみたのだ。
なかなかいい感じになったのではなかろうかと自画自賛。
あとはボタンを固定させるだけである。
左端がプロトタイプ。あんな感じでボタンをとりつける。
キーボード部分はなんとかなりそうな気がしてきた。あとは印字するローラー部分の構築である。さて、どうなることやら。
作業をしているとほんと、あっという間に時間が過ぎる。