動けば動く | 10月の蝉

10月の蝉

取り残されても、どこにも届かなくても、最後まで蝉らしく鳴き続けよう

昨日は本当に久しぶりに劇団の稽古がありました。

月に一度くらいはやろうという話でしたが、そこはそれ現在の状況が状況ですのでね。中止中止で。

ようやく集まれたのが昨日だったわけです。

 

「芝居の稽古」自体は、別件でずっとやってはいましたが、劇団の稽古は久しぶり。

基礎練習をやったのも久しぶりでした(久しぶりが多すぎるw)

ストレッチやって、発声練習やって。

最近は私が発声練習のときのリーダーをやらせてもらっております。

呼吸、からの無声音、有声音の発声、ハミング、からの声出し。

五十音の発声と、「あめんぼあかいな」

これ、マスクしながらやると酸欠で倒れそうになります。

 

昨日の稽古では、即興をやりました。

設定だけ作ってあとは即興で演じる、という稽古。

即興はねえ。ほんと難しいですわ。相手も見なくちゃいけないし、自分のことも考えなくちゃいけないし。

昨日の設定はこんな感じでした。

「AさんとBさんが道ですれ違う。Aさんは、Bさんを知り合いと勘違いして声をかける。Bさんは否定するが、Aさんは思いこんでいてなかなか納得しない。最終的には、決定的な何かを出して人違いであることが判明する」

というもの。

Bさんは徹底的に否定しないといけないのに、なぜかAさんの話につられてしまう人がいたり、否定が弱くてなかなか話が終われない人がいたり。

事前の打ち合わせなしでやるので、相手がどう出るかがわかりません。だからこそ相手を観察しないといけないわけですが、そこまでの余裕がないんですよねえ。

こういうのは、パターンや相手を変えて何度もやると面白いのです。昨日は時間がなくて1回しかできなかったのが心残り。

次回作の台本の一部ができてきたので、読み合わせをしました。まだ決定稿ではないし、配役も決まっていません。なにより、公演できるかどうかすらわからないのが現状。

それでもやっぱり、「次の芝居」があると心躍るものがあります。

やっぱりやりたいのあなあ、私。

 

そんなふうに動いたせいでしょうか、今日は歌が歌いたくなって、カラオケに行ってしまいました。

この間も行ったんだけどねー(笑)

今回は、ずっと気になっていた『うっせぇわ』を歌ってみました。昨日発声練習もしたし(笑)

この歌はちょっと本気出さないと歌えない歌だってことがよくわかりました。

で、本気出して歌うとめっちゃすっきりするってこともわかりました。面白い歌だなあ。

 

何か動くと、つられて動くものがあるんですね。