ちょっとしゃれになりませんけどね(笑)
ゆうべ、テレビを眺めてたらちょうどいい感じの眠気がやってきたので、これを逃してはならぬとばかりに布団にもぐりこんだのです。
私の予想ではそのままコトンと寝てしまうはずでした。
ところが事態は思わぬ方向へ。
まず、私のお腹がやたらめったら鳴るのです。
空腹の時によく「ぎゅ~ぐるぐるぐる」って音がしますよね。ああいうときは、「おなか空いたなあ」という自覚も同時に発生するものです。
ところがゆうべの腹鳴り音は、そういう感じじゃなかった。
胃だけじゃなくて、ほかの臓器からも音が発生しているような感じ。
腹部のあちこちから、「ぎゅ~」とか「くぅ~」とか妙な音がしているのです。
これがねえ、けっこううるさかったわけですよ。
うとうと~っとすると「ぎゅむむ」「ぐるる」「きゅ~」
会話でもしてんのかい!って感じです。
やばいなあやばいなあ、眠気覚めちゃうなあと思いつつも、なんとかがんばって寝ようとしていたそのとき。
耳元で音がしました。この世に存在する不快な音ベスト3に入る「蚊の羽音」
ぷぅ~~~ん。
あれ、一瞬で目が覚めますね。
でも最初は空耳かとも思ったんですよね。だって11月ですよ?窓も開けてないし、どこから入ってくるのかと。
でも無視してたらまたしても「ぷぅ~~~ん」
人を小ばかにしたような音が耳元を行ったり来たりします。
仕方なく明かりをつけて起き上がりました。
部屋中を見回してもやつの姿は見つかりません。
あれ、どうしてなんでしょうね。暗い部屋で寝てると耳元を通過するくせに、明るくすると見失ってしまう。
ゆうべはこれ、30分置きに3回くらいました。
寝たのがちょっと遅かったこともあって、だんだんイライラしてきました。このままでは絶対的な睡眠不足のまま朝を迎えることになってしまう。というかあと3時間で起床時刻ではないか。
やっつけることができないとならば、あとは化学兵器の出番です。
別室から、まだかろうじて薬液が残っていた蚊取りマットをもってきてスイッチオン。
科学の勝利。
その後はあの忌まわしい音に悩まされることもなく眠れました。すぐに寝ちゃったなあ。あ、おなかの音はもう忘れてました(笑)
しかし、しかし。
科学は勝利しましたが、私は大敗しました。
目覚ましが鳴ったはずなのにまったく記憶がなく、はっと気づいた時には予定起床時刻を1時間も過ぎていたのです
かろうじて夫の出勤と息子の登校時間には間に合ったものの。
まったくもって、季節外れの蚊にはやられました。
それにしても、なんでやつらは耳のそばを飛ぶんですかね。
吐く息に引き寄せられるんだろうとは思うんですが、よりによって耳のそば。
あれはほんとに許しがたい所業ですわ。