本ばかり読んでいた | 10月の蝉

10月の蝉

取り残されても、どこにも届かなくても、最後まで蝉らしく鳴き続けよう

朝 「マカロンはマカロン」 近藤史恵 著

昼 「救ってみろと放課後は言う」 藤石波矢 著

夕 「三鬼」 宮部みゆき 著

 

今日は外出予定が何もなかったから、朝からずっと本を読んでいた。

寒い日だったから、外へ出る気になれなくて。

 

そしたら、明日はもっと寒くなるという。

なんてことだ。

明日は、知り合いの芝居を見に行かなくちゃいけないのに。

まあ、劇場に入ってしまえば寒さなんて忘れちゃうけど。

そして、芝居を見た後はしばらく、身も心も熱くなるからいいんだけど。

 

雪が降るかもしれない、と天気予報はいう。

毎年、この時期はそんな天候になって、毎年、「受験生の受難」が話題になる。

ずっと昔、私の大学受験のときも、寒い寒い日だった。

なんで、不都合が発生するってわかってんのに、漫然と同じシステムを運用し続けるんだろうなあ。そういうの、いっぱいあるよね。

「季節」ってことにこだわりすぎるのもいかがなものかと思ったりもするけど、そういうものに意味を見出したり、意味を持たせたり、こだわったりするのも、人間だからしょうがないのかもしれない。なんにでも意味や理由を見出してしまうのが「ヒト」の特性なんだものね。