実はジューン・ブライド | 10月の蝉

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先日ちらっと書きましたが、6月10日は私たち夫婦の結婚記念日であります。
今年は地味にカラオケ行って歌いまくってよしにしてしまいましたが(;^_^A
戸籍作成は4月なんですが、結婚式を挙げたのが6月だったのです。
しかも、結果的にミレニアム婚となっていました。決して狙ったわけじゃないですよ(笑)
たまたま、そういう成り行きになってしまったというだけなんです。いやほんと。

13年前の6月10日も今日みたいにはっきりしない天気でありました。少なくとも快晴じゃあなかったなあ。出席してくれた方々にはちょっとご迷惑をかけてしまいました。

なんで6月に挙式したかというに、その日が私たちにとってとても重要な日だったからです。
大げさに言えば、その日から二人の歴史が始まったといってもいいくらい。
ですから、いろいろご迷惑をかけることはわかってはいましたが、この日をはずすわけにはいかなかったんですねえ。というか、まあそのときはそう思っていたってことです。

後になってみれば別にいつだっていいじゃないの、と思いますけどね(笑)

ヨーロッパの方だと6月はとてもいい気候なのでしょう。6月の女神の関係ですとか、農作業との兼ね合いなど、さまざまな理由から、6月の結婚が祝福されてきたという歴史があるそうです。
ではなぜ、梅雨時の日本でジューン・ブライドが定着したのかというと、バレンタインデーのチョコと同じで、企業戦略だそうですよ。閑古鳥がないていたホテル業界が、「ヨーロッパでは」と出羽守になって啓蒙したんだとか。

極東の国日本では、いつまでたってもヨーロッパは憧れの地なんでしょうなあ。
ドイツでは、フランスでは、イギリスでは、~~である、と。中にはイスラムの世界のことまで出羽守する方もいますな。
そうそう、土曜日のめざましテレビで、日本の素晴らしさを日本在住の外国人に発見してもらおうというコーナーがあります。あれもなかなかに微妙なテイストですよ。
日本のさまざまな慣習ですとか、方式、文化などを紹介するんですが、そのときの基準が「アメリカではこんなこと考えられない」「ロシアではありえない」など、外国が基準になっているんです。
これのおかしさは、逆の場合を考えればすぐにわかります。
例えばイギリスで、日本人がイギリスの風習について「イギリスは素晴らしい。日本ではこんなこと考えられないですよ」と言ったときに、イギリス人が「へえ。イギリスってけっこうすごいんじゃん」と自国を見なおしたりはしませんよね。
クールジャパンということなんで、別に目くじら立てることもないんでしょうけど、微妙にひっかかるものがあります。

あ、6月の結婚から話が逸れましたね。
日本で結婚式をあげるなら、梅雨入り前の5月とか、残暑の収まった10月初旬とかがいいんじゃないですかね。それが出席者の身体的負担を減らすことにつながるんではないでしょうか。
神様がらみの事情はもともとないんですから、せめて気候のいいときを選ぶのがよいのではないかと。
式場が空いてないかな?(笑) 仏滅の日なら今でも空いてるという話もあります。

「雨降って地固まる」てなことを言いますけどね、雨が降ったら地面はぬかるんでしまうし、ヘタしたら地滑りしちゃったりもしますよ。雨は崩壊の予感を内包してる気がしてしかたがない。
最近は、6月が梅雨と限った訳じゃなく、実質7月に入ってからの方が雨が続いたりもしますから、必ずしも6月が雨の月というわけでもないですけどね。

なんにしろ、「6月の花嫁」というロマンチシズムは、頭のなかだけに留めておいた方が美しいと思います。べーっだ!







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