曇天の空の下、広小路亭へ。
12:35上がり、お客さまは20人くらい。
昨日までの定席とはお客さまの色合いが違う。
しのばず寄席は落語や講談、浪曲、活弁、どれも30分の持ち時間。
「一席一席、しっかり楽しみたい。」
そんなお客さまがお越しになる。
【万両婿】を読んだ。
久しぶりでどうなるかなと思っていたが、
明るいお客さまに助けられ、楽しみながら読むことができた。
ただ、喉の調子がいまいちで所々で声が高っ調子になってしまった。
お客さまには耳障りだったと思う。
反省を胸に、またどこかで万両婿が読めたらいいな。
軽快に、明るく、お届けしたい。
楽屋を出ると昼過ぎの曇天から五月晴れに変わっていた。
気持ちいい。
次は6月21〜25日浅草演芸ホール。
与えてもらった高座を一席一席大切に務めよう。
ひまわり