自分は「いい人」 だ、と思いますか？
それとも、
いやいや、そんことはない、
と思うでしょうか。
少し質問を変えて、
“周りから見たら、どう見えてるか”と考えてみたらどうでしょう。
きっと、
“周囲の人たちは、自分のことをいい人だと思っているだろうな”
そんな風に思う方も多いのではないでしょうか。
いい人、
いい妻、いい母親、いいパートナー、いい娘、いい友達
いい夫、いい父親、いい息子、いい社員・部下・上司
いい〇〇が、たくさん当てはまる人もいるかもしれませんが、
いい〇〇を、意識的にも無意識的にも、
“演じている”状態かもしれません。
そこには、
嫌われたくない
迷惑をかけたくない
なとどという思いが隠れている。
人に対する“優しさ”からくるものではなく、
人からどう思われるのか、
ということに対する
「恐れ」からきていることもあるのです。
もし、
いい人であるために、
嫌われないように、迷惑をかけないようにと、
本当の自分を、
自分の意見ややりたいことを、
あるいはやめたいことを、
抑えたり、我慢したり、
なかったことにしているのであるとすれば、
それは勿体ないことでありますし、
抑えたものは別の形、何らかの形で爆発し、
かえって、
周囲に迷惑をかけてしまう
ということも起こります。
自分で「いい人」の自覚があるのであれば
それはどこからきているのか、
優しさなのか、
人に対する恐れからなのかを、
振り返ってみましょう。
「いい人」の影には、
自己否定、承認欲求、
インナーチャイルド、トラウマ、などなど、
様々なものが隠されているかもしれません。
そしてぜひ、
あたたの大切な人や身近な人との関係性の中で、
“いい人でいなければならない”
ということを、
手放して欲しいのです。
自分の思いや、
やりたいこと、(して)欲しいことを伝えることは、
自然なことです。
もし、自分が相手からそれを
されたり、言われたら、
喜んで受けるものなのではないでしょうか。
(過度な要求や、自分勝手ばかりというのは、
論外ですが)
人間関係というのは、
本来そうあるべき。
お互いに、
お願いしたり、頼ったりすることもあり、
時に迷惑をかけながらも、
関係性や理解が深まっていくものであるのです。
また、自分が迷惑と思っても、
相手にとってはかえって喜ばしいこともあります。
頼まれることが、嬉しいこともあります。
一方的に、
自分が我慢しなくてはいけない、
自分を抑えなくてはいけないような関係性は、
手放すことも含め、
見直すべきであるのかもしれません。
もうあなたは、
いい人である必要はありません。
あなたは、あなた
で、良いのです
love,peace&hope
