【ヒプノセラピーとは？】
催眠状態で、潜在意識と繋がって行う心理療法の一種です。
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催眠状態に入った時の感覚について説明する際、
リラックスしているけど集中してる状態
読書で本に没頭しているような状態
のような感じとお伝えしますが、
日頃から「瞑想」をされている方には、
それに近い感じです！とお話します。
「リラックスしていて集中している」この状態を脳波で考えてみます。
人間の脳波は、
ベータβ波・アルファα波・シータΘ波・デルタδ波の４つの状態があります。
普段生活している時の意識は、
ベータ波。
覚醒時の脳波で緊張状態です。
そして、リラックスしている時はアルファ波。
お風呂に入っている時や、ベッドで眠る前のくつろぎの時などです。
シータ波は、寝入りの時、浅い睡眠時、
デルタ波は熟睡時の脳波です。
瞑想状態では、アルファ波が出ていますが、
深い瞑想状態、熟練された方が行う瞑想の際には、
シータ波が優勢に出ています。
通常は浅い眠りやウトウトしている状態で出るシータ波を、
眠らずに、起きた状態で出しているということですね！
この状態を保てるようになるには、かなりの訓練が必要になります。
では、ヒプノセラピーで催眠状態に入っている時はどうでしょうか？
催眠にも段階があり、
私たちは、そのセラピーにふさわしい「催眠深度」へと誘導していきます。
深すぎても、浅すぎてもいけないのです。
セラピー中は、リラックスしたアルファ波の段階から、
さらに催眠に深い入っていき
潜在意識の奥から記憶を想起している時、
その意識に深く集中している時には、
深い瞑想状態と同様の状態になっています。
心理学的にも、
瞑想と催眠の意識状態は、共に
変性意識状態(トランス状態の一種)と言われています。
そして、この
「起きている状態のシータ波」は、
インスピレーションの脳波と言われています。
多くの発明家や偉人が、
眠りに落ちる瞬間や、ベッドの中で、
アイディアやインスピレーションを得たと話しているそうです。
ヒプノセラピーにおいて一番大切な瞬間。
気づきが起こる、
“あぁそうだったんだ”という、
全てが繋がったような感覚になるその瞬間。
癒される時･･･
それは、“起きている状態のシータ波“の
なせる業なのではないかと思います。
ヒプノセラピーの催眠状態では、
そういった特殊な脳状態になれているということです。
そして日常でも、こういった脳状態を意識してみるのもよいと思います。
私はお風呂が大好きで毎日湯船につかりますが、
何か考えに行き詰ったり、
アイディアが欲しい時は、
考えるのをやめ、
湯船につかりリラックスモードに入ります。
すると必ずや閃きが起こります
朝目覚めの時も、突然の気づきがあります。
ぜひ、この “自分自身で気づく” という感覚を大切にしてみてください。
love,peace&hope
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