カウンセリングをしていて思っていたことがあります。
「口下手の方にとって、これってどうだろう?」
前世療法をはじめとするヒプノセラピー、色をテーマにするカラーセラピー、それぞれにともなうカウンセリングでは私は質問をたくさんさせていただいています。
自主的にお話してくださる方は、どんどんお話いただいています。
自分では何を話していいかわからなくても、質問されれば答えやすいものです。
答えていくうちに、「あ、そういえばこんなことがありました」と思い出したりします。
新たな疑問や思いも浮かんできます。
それこそがカウンセリングのいいところです。
でも、言葉がなくてもメンタルケアができるのがアロマ(香り)です。
みなさん、その時々でチョイスする香りはまさに心理状態を表しているようです。
調香作業はおしゃべりしながら実験するみたいな感じで進めていくのですが、「あ、オレンジって楽観的になりたい時にもぴったりなんですよ」と言うと、「ここのところ複雑に考えがちだったんです」と、ご自身の状況を語り始めて下さることが多々あります。
話したければ話して頭と気持ちの折り合いをつけていけますし、うまく話せない時は調合する香りのエッセンス達が力を貸してくれるんです。
言葉にするのがしんどい時に、調香は楽にできるメンタルケアになるのです。