ハピネス 해피니스
【Episode 3】後編
~601号室 オ・ジュヒョン/パク・ミンジの家~
騒音の文句を言いに来たのに、のらりくらりと交わすダンナを押しのけ、とうとう、部屋の中に潜入するセボム。
予測通り、発症した奥さんはバスルームにいる、と判明。
2日前から、この状態だというジュヒョン。
すでに、「狂人病」という病名が、一般的に使われ始めてるようです。
セボム「彼らは、常に、その状態でいるわけじゃないわ・・・」
ミンジがいるバスルームに、ゆっくりと入ろうとするセボムを背後から突き飛ばし、閉じ込めるジュニョン。 ← こいつ、サイテー!
ゾンビものや、幽霊もののドラマで、たびたび言われる、人間の姿をしている人のほうがよっぽど怖いとは、このことです。
ミンジの存在を目の当たりにし、シャワーブースに逃げ込むセボム。
警察に電話をしているジュヒョンの声に反応するミンジ。
ミンジのすべての意識が乗っ取られているわけではない、と判断したセボム。
セボム「外に出たいのね? 私がドアを開けてあげるから・・・」
バスルームの戸を開くと、通報しているジュヒョンに向かい、仁王立ちするミンジ。
気づいて、逃げ出したジュヒョンを追いかけて、部屋の外にまで出て行ってしまうミンジ。
あれ? いいのかな?
これはこれで、ものすごく危険なことになったんじゃないの?
イヒョンに電話をしながら、追いかけるセボム。
イヒョン「上の階には行くなよ。もし、なにか聞こえても無視しろ」
セボム「もう、いるわよ!!」
6階エレベーターホールにいたお婆さんを突き飛ばし、非常階段をつかって、5階に降りて来たジュヒョン夫婦。
側には、エレベーターを待っているソユン。
構わず、一人逃げるジュヒョン。サイテー!!
同じく非常階段を降りて来たセボムが、5階の取っ手に血がついているのに気づく。
ここで、ミンジは、一歩ずつゆっくりと歩みを進めるけど、ソユンにとびかかったりはしてないの!!
「ソユン、逃げなさい、早く!」と叫びながら、ミンジをクッションを使って羽交い絞めするセボム。
発狂したように、セボムに襲い掛かるミンジ。
セボムが劣勢になった時、ソユンが呼んだエレベーターで、下から上がってきたイヒョンが、ミンジを制圧する。
イヒョン「大丈夫か?」
セボム「たぶんね・・・」
すぐに、全てを目撃して、恐怖に震えているソユンを抱きしめるセボム。
ソユン「ア、アジョシが・・・向こうに・・」
ジュヒョンが奥に隠れていることを指摘するソユン。
静かになったころに、のこのこ姿をみせたジュヒョンの腹に、一発、決めるイヒョン。
イヒョン「殴ったのが俺でよかったな、セボムだったら、死んでたぞ」
緊急搬送の様子を遠巻きに見ている住人たち。
空になった601号室の様子を、警察が来る前に検分するイヒョン。
テーブルの上の、些末な血痕、高級ワイン、レシート、カーペット、と順々にリビングを見ているうちに、立てかけられていた、血まみれのゴルフクラブを発見し、押収する。
ミンジがいたバスルームの棚から、例のクスリ“NEXT”も回収する。
マンション全体を消毒するので、家から出ないようにして、今後は、政府からの指示に従うよう、救急隊員に指示される住人、というか、マダムこと、1202号室ユ・ヨンオク。
ものものしく入館していく消毒部隊をじっと見ていたヨンオクが、向かった先は・・・。
~スーパー~
ヨンオクのあとに続き、スーパーに大挙して押し寄せる住人達。
買うものまで合わせなくてもいいんじゃないの?
~その他、それぞれのマンションの住民たち~
602号室の弁護士さんって、対人恐怖症かなにかなのかな?
配達された荷物を受け取るにしても、すごく神経質そうにしてるし・・・。
ヒョンギョン(401号室)が、ネットで、隔離生活に供えた食料を買おうとしても、配達にかなり遅れが出ているとの警告が表示される。
マンションの住人の中で、Youtuberの息子ドヒョンと一緒に住んでる老夫婦キム・ハクジェ&チ・ソンシル夫妻(302号室)がでてくるんだけど、ロビー騒動のときの信心深い住人の一人がソンシルさんです。
ジュヒョン夫妻に、5階のエレベーターホールで突き飛ばされたお婆さんというのも、このソンシルさんです。
ソンシルが、マンションで起きてることを話そうとしても、家族は誰もとりあってくれません。
~記者会見~
政府を代表し、中央災害対策本部CDCH(Central Disaster Countermeasures Headquarters)の代表として、記者会見で壇上に立つハン・テソク。
現在、「狂人病」として報道されている感染症について、政府は公式に、ウイルスの亜種によるものだと認め、喉もとに噛みついたり、発症のタイミングで異様な喉の渇きをみせる、などの症状についても説明をするテソク。
~イヒョンとセボムの自宅~
テソクの会見を見て、患者を隔離していることを言わなかったと、腹を立てるセボム。
イヒョン「狂人病だけでもショッキングなんだぞ。政府に対しては、治療薬がいつできるのか、準備が整うのはいつか、とか、当面、そんな話に夢中だろう」
と、一般論的な見解を述べるイヒョン。
イヒョン「そんなことより、これからは、他人の家に一人で行くなよ。そうする前に、俺に一言言えよ」
さすがに、続けざまに、無茶をするセボムに、注意する旦那さんの顔になりました。
(今回も)自分が間に合ったからいいものを・・・です。
むしゃむしゃ、お菓子を食べながら、そうするつもりだったのよ、「狂人病」かどうかだけ、確認するつもりだった・・・と答えるセボム。
セボム「上の部屋の奥さん・・・ご主人の後だけを追いかけていったの・・・。絶対、なにかあるわよ。私を(バスルームに)押し込めたのだって、ただの過ちじゃないわ」
やっぱ、いい勘してるわ、こいつ。
イヒョン「俺が捜査して、問題があれば、捕まえるよ」
セボム「そうね、刑事の友達がいてよかったわ・・・」
ふぁいてぃん! イヒョナ・・・。
イヒョク「散歩にでもいくか? 引っ越してきてから、一緒に家の外に出たことなかっただろ・・・」
今の2人には、(特にイヒョンには)気分転換は必要です。(≧▽≦)
・・・っていうか、こういうことを、さらっと言ってくれるダンナを得るために、セボムはどれほど前世で功徳を積んだのか、教えてください。(笑)
玄関の外に出てたところで、アイゴー、ヨンオク様のお出ましだよ。
要は、今日の事件については口外するな、マンションの価値が下がるようなことはするな、と言いにこられたようです。
ヨンオク「あなたたちだって、どうせ、10年はここに住むのなら、高価な価値のマンションのほうがいいんじゃないのかしら?」
その揺るがない理屈、あっばれかもしれません。(笑)
マンションの中庭に座り、眺めているイヒョンとセボム。
この灯りの一つ一つ、価値観の違う人種と一緒に住むことになったんだ、と実感したのかな。
セボム「住民代表のあのおばさんがいうことは正しいわ。世界はひっくり返ったような大騒ぎなのに、ここは、嘘みたいに平和でしょ。私だって、このマンションの価値と(ここに住む)幸福を味わいたいもん。たとえ、それが感染した人の存在を消し去ることであっても・・・」
セボムの言葉に、なにか言いたげなイヒョンが、虚しそうなセボムの表情を見て、そのまま、口をつぐんでしまう。
~その夜~
セボムが寝計らったのを確認し、家をこっそり抜け出すイヒョン。
地下駐車場で、釈放されてきたジュヨンと鉢合わせ。
陰性だったみたいです。
自分を殴ったイヒョンに嫌味たらたらです。
イヒョン「じきに、刑務所で、隔離になりますよ。ご心配なく・・・」
ジュヒョン「刑務所だと?」
苦情を申し立てると、怒鳴るジュヨンをあとに、イヒョンは、テソクのもとに向かいます。
ミンジが飲んでいたであろう“Next”を、テソクに渡すイヒョン。
イヒョン「その薬剤を飲むと、狂人病になるんですよね?」
すでに、因果関係のターゲットを絞っているイヒョン。
ここに収監されたパク・ミンジに会いたいと申し出るイヒョン。
ジスに伴われて、ミンジの病室に来たものの、ベッドに拘束されたままのミンジ。
声をかけると、暴れるミンジを見て、「平常に戻ってるはずでは?」と驚くイヒョン。
ジス「おそらく、彼女はもう亡くなっているんでしょう。死ぬ直前に発症したことにより、まさに、今は、ウィルスのおかげで生かされているにすぎません」
もう、平常に戻ることはなく、頭蓋内の損傷が激しいために、おそらく(そう長くなく)亡くなるだろうと看たてるジス。
自分がこういう状態にあるとわかっているみたい・・・と呟くジス。
イヒョン「あまりにも不公平だと感じているからかもしれない。誰が自分を殺したのか、訴えたいんですよ」
ミンジの側に腰をおとし、彼女の顔を見ながら「心配いりませんよ。私が、あなたをこんな目にあわせた人間を捕まえますから・・・」と伝え、部屋を出ていくイヒョン。
後ろ姿を目で追っているミンジさんが、イヒョンが話している時だけ、おとなしく聞いているようなそぶりを見せたのがなんとも切ない。
その様子をじっと見ているジス。
その頃、601号室では、一人、必死に、バスルームの掃除をするジュヒョン。
~冷凍トラック置き場~
ジスを伴って、現れたテソク。
捕まえた密売人の男を正気のまま、冷凍トラックに閉じ込めてたのね?
ごく一般的なマンション「セヤン フォレスト ル シェル」(実はこんなおしゃれな名前のマンションなんです。(笑))に暮らす、ごく一般的な女性(パク・ミンジ)が感染した家で、我々は、これを見つけた、そんな場所で、クスリを売っていたのか・・・と、“Next”を見せるテソク。
すでに、感染者に噛まれているこの密売人も、遅かれ早かれ、発症するでしょうね。
「生かしてくれたら、なんでも話す」
「本当に欲しいものを得るまでは、簡単に、降伏してはいけない」と、観念的なお言葉を発するテソク。
翌日・・・302号室では、お婆ちゃんが昨日のショックで起き上がれず、ご飯が作れません。
おじいちゃんにハンバーガーを買ってきてって頼むんだけど、コロナ以降、注文とかも、機械対応で自動化されてるでしょ。まごまごしちゃって、なかなか、うまくできないんだよね。
(このシーンはあとで出てきます。)
私だって、今はまだ、なんとか大丈夫だけど、実際、お店ごとに微妙に違うのも煩わしいし、タッチセンサーが反応しないとか、そんなことだってあるし・・・← 肌が乾燥してるからだそうですよ(苦笑)
もっと年を取ってきて、新しい仕組みがどんどん出てくるのか、と思うと、ホント、なんだか、身につまされるよ。
これだって、若い人たち、プレッシャーかけるみたいに並んでるけど、自分のスマホから注文すればいいじゃん。
よくわからない人だけは、お店の人が注文の時に聞いてくれるみたいな対応のインターフェイスにすれば、心理的にも違うじゃん。
もっと、誰にでも優しく、簡単にわかりやすく、一発で・・・って言うのが、ユニバーサルでしょ!
~セヤン署 強力班~
そうこうしてる間に、パク・ミンジさんが永眠されたと、イヒョンのもとに連絡してくるジス。
「結局、(彼女は)人にむかってこようとさえせず、呆然と横たわっているだけでした・・・」という言葉がぐっと胸に迫ります。
もちろん、即、そのことが、彼女が“狂人病”に侵されきらず、人としての矜持を持っていた、と単純には言えないでしょうし、(ダンナへの)強い恨みがそうさせた、と言い切れるわけでもない、とわかっていても、外見的には発症したように見えても、そうでない人もいるかもしれないって可能性を考えてしまいます。
ジョングク兄が、NFSからの鑑識結果を持ってきました。
中身を見ることなく、立ち上がるイヒョン。
「おい、まだ、何もわかってないんだぞ」
あたふたついていくジョングク兄。。。
訊ねた先は、当然、601号室ジュヒョンのところです。
奥さんのミンジが亡くなったことを告げると、さもショックを受けたような素振りを見せるジュヒョン。ムカッ👊😠
バスルームを確認すると、綺麗に掃除されたあと。
「ずいぶん早く、綺麗にされましたね」
「血の匂いがすきじゃないし、細菌を恐れたんだ。それがなにか?」と主張するジュヒョン。
ゴルフクラブの話をはじめるイヒョン。
「正当防衛だった」と弁明しはじめるジュヒョン。
イヒョン「狂人病のせいではなく、自分の手でやったんだろ?」
ジュヒョン「え?」
イヒョン「ミンジさんは、あなたのゴルフクラブが頭部に直撃した時に、亡くなるはずだったのに、狂人病を発症したために、死ねなかっただけなんですよ。」
完全犯罪をもくろんだ、と指摘するイヒョン。
「成人男性による、全力をかけたフルスウィング。 後頭骨と脳組織の破片が発見された。この凶器は、殺意をもって振り下ろされたものである。」
あくまでも、ミンジの変容が恐ろしかった、噛みつかれまい、と必死だったと主張するジュヒョン。
裁判記録を取り寄せ、以前、違法診療により医師免許をはく奪され、破産を申請したこともすべてバレバレ。
ミンジ名義に変更したクリニックを狙い、ミンジが死ねば戻ってくると考えた犯行だと、動機も突きつけるイヒョン。
ジュヒョン「妻が、歩き回ってる姿を見てる人も大勢いるのに、どうして、私が殺したと?」
イヒョン「証人がいるんですよ」
ジョングク兄に伴われて、入って来たのは、サンヒ。
ジュヒョンに、手錠をかけるイヒョク。
~病室~
一人の患者を見舞うテソク。
眠っているのは・・・発症者に噛みつかれて、感染したテソクの奥さん。
以前、洗車場で、一瞬、記憶がフラッシュバックしたのは、奥さんだったのね。
奥さんに噛みついてる人も、ちゃんとしたワイシャツを着てる人っぽいし、自宅みたいだけど、家族なのかな。
3℃に保たれている特別病室。。。
テソクは、奥さんのためにも、絶対に、治療方法を見つけないといけないのね。
ジスは、全部、知ってるんだね。
封鎖しかない・・・と、心をきめたテソク。
~マンションの中庭公園~
運動器具で、一緒にすごしているセボムと、ソユン。
なんの病気なんだろう。
ソユンは、手術を受けることにしたんだって。。
心臓病とか、そんな感じなのかな?
オンマが帰ってきたら、検査にいくことになってる・・・と話をしているときに、テソクがセボムに会いに来る。
このマンションに、「狂人病」が蔓延していると、驚愕の事実を知らせにきたテソク。
セボム「今回の1件だけでしょ? もっといるんですか?」
密売人の自供により、このマンションのフィットネスジムで薬が売られていたことがわかった、と説明を始めるテソク。
トレーナーを通じて、集中力をあげるとか、ダイエットに効くとか、そんな名目で、瞬く間に購入者が広がったらしい。
601号室のミンジもその一人。
こんなの、普通の麻薬と一緒じゃん。
一人暮らしで、感染した事実が隠れている可能性もある、と推測するテソク。
セボム「ここに来た理由はなんですか? 捜索しはじめなくていいんですか?」
こんなところに来てる場合じゃないでしょ・・・と、軽く非難も入ってます。
テソク「治療法もワクチンもない時にそんなことをしても、無駄だ」
セボム「じゃ、どうするんですか? なにか他の方法でも?」
テソク「一つだけ・・・」
その時、聞きなれない異音がマンションの外部から聞こえてくる。
マンションの敷地にそってバリケードが設置され、ガレージのドアも閉められる。
人々の出入りが制限されはじめる。
騒然とする一帯。
マンション全体を封鎖しようとしているのだ、と気づいたセボム。
セボム「だったら、ちゃんと住人に説明してください。準備が必要です」
テソク「彼らは準備などしない。ただ、逃亡し、病気を広めるだけです」
哀しいかな、現状では、テソクの言う通りだと、理解するしかないセボム。
テソク「ユン・セボムさんは、(今なら)ここを出ることが出来ます」
セボム「私のミスだわ。あなたがあの寮でしていることを知ったときに、マスコミに知らせるべきだった。」
テソク「そんなことをしても、なにも変わらなかったでしょう。優先されなければならないのですよ。誰が最も必要とされるのか、誰が最も使えるのか・・・」
セボム「私は、あなたにとって、必要な人間なんですか?」
頷くテソク。
ここは、素直に認めます。
あなただけでなく、あなたのナンピョン(旦那さん)もね。
・・・・クッチョ(でしょ)?
瞬時に、たった一人で決断するしかないセボム。
セボム「私はここに住むと決めたし、ここが私の家なの。たとえ、騒音公害が起ころうと、狂人病が迫ろうと、逃げるなんて、そんなの私のスタイルじゃない」
そう言って、颯爽と去っていくセボム。
振り返り、じっと見つめるテソク。
う~ん、これは、最初から、セボムが残ることを見越していたのかな。。。どうかな?
もし、この封鎖空間内部に、自分の意志を伝えるべき人間を置くとするならば、それは誰か・・・?
それすら待てないような緊急事態が起きた時に、最悪な中で最善の判断ができ、決断力のある人間が必要だとするならば、それは誰か・・・?
適任者は、「狂人病」患者から傷つけられたにも関わらず、「狂人病」に感染しなかった唯一の人間セボムしかいないじゃん。
テソクが、敷地を出て来たところで、最後の出入り口も完全に封鎖されてしまう。
イヒョンに電話するセボム。
セボム「イヒョナ・・・、私、封鎖された中にいるの。お願いだから、中に入ろうとして、ケンカなんかしないでね。もし、オンマが電話してきたら、私は大丈夫だって伝えてね」
留守電に吹き込んでるつもりだったのかな?
一方的に喋ってたセボムに、「一体、何の話をしてるんだ?」というイヒョンの声が耳に飛び込んでくる。
ロビーの窓から、空とマンションを見上げ、
「このマンションは私が守るから・・・」
ヒロインになりきってます(笑)
イヒョン「もう一度、ちゃんと説明しろ。一体なにを・・・」
そうでした。
イヒョンは、ジュヒョンを逮捕するために、601号室にいたんでした。
あれ? ジョングク兄は?
それから、ええっと、あのサンヒさんだっけ?
あの人たちは先に出て行ったの?
エレベーターで降りて来たイヒョンと、電話しながら、目があうセボム。
今日は、もう、黙って、イヒョンにむかって走り寄り、抱き着くセボム。
背中に回した手の、ギュっが、いいんです。
いきなり、自分の胸に飛び込んできたセボムにびっくりするイヒョン。
セボム「私・・・ひとりっきりなのかと思ってた・・・」
く~~~、こういうところで、こんなことされて、イヒョン、強烈に抱きしめ返すかと思いきや・・・
ぐっと抑えて、セボムの背中を優しくポンポン。
この人は、一体、どこまで自分を律するの?
まぁ、一足飛びに、家族になっちゃってるんですけどね。
あ~あ。。。
その隙に、手錠をはめたまま、逃げ出すジュヨン。
ホント、こいつ、潔いほど、サイテーだな。
イヒョン「あ・・・セボマ・・・あのさ、おれ、あいつを捕まえないと・・・」
セボム「平気よ、どうせ、誰も、ここから出られやしないわ」
さっきからずっと、ぎゅっと抱きついたまま、呟くセボム。
イヒョンに抱きついたのは、いっときの衝動なんかではないということです。
さて、前代未聞の大封鎖作戦の舞台になってしまった、セボムたちのマンション。
イヒョンやセボムたちが闘う相手は、ウィルスのみにあらず。
★『ハピネス』3話後半 雑感★