遅くなりました~~~!

今週分(14,15話)は、最終回にむけて、今週末、がんばりまする。。。(あくまでも予定)

 

2分割してます。

『まず熱く掃除せよ』第13話(前半)はこちら

 

ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

 

~オソルの部屋~

ベッドに腰かけているオソルと、オドル。

「ごめんね、オドラ・・何の助けにもなってあげられなくて・・・。ヌナ(お姉ちゃん)がなんとかしてあげようって努力したんだけど、結局助けられなかったの」

「何の話だよ。ごめん、なんて言うなよ。俺は、姉ちゃんが釜山で働くって言ってくれて、嬉しかったんだよ。もし、ここにとどまっていたら、一日中、俺のことばっかり考えてたんじゃないか。俺、そんなの嫌だ。姉ちゃんは、これ以上、俺たち家族のために犠牲になるべきじゃないよ」

「いつ、犠牲になんかなったのよ」

「清掃会社を辞めたことだって、喜んでるよ。これからは、姉ちゃんが本当にやりたいことをやれよ。それが、親父と俺、二人の願いだよ」

オドルは弟だけど、年下だ、年下だと思っていた男の子が、気付くと、いつのまにか、大人になっちゃってるのに、ビックリするときあるよね。。。


でも、オソルのやりたいことは・・・状況さえ許せば、明確なのにね。

 

外出の支度をして、部屋から出てきたオソル。

クンクン「どこか出かけるの?」

オソル「オソルの今後について、確認したいの。懲戒委員会が開かれるまでに、何をしなければならないとか・・・。」

クンクン「よく選択したな」

オソル「なにが?」

クンクン「チャン・ソンギョル氏の家から出てきたことさ」

オソル「私もそう思う。でも、オドルに対しては、悪いことしたなって思う。。。」

クンクン「オドルだって、そんな助けは必要としなかったさ。だから、この件で罪悪感なんか感じるなよ」

 

~ソンギョルの自宅~

さみしがり屋の大きなウサギが、元気で明るい世話好きの小さなウサギの妄想全開中。

 

《じゃ~ん! 出来ましたよ。おいしそうでしょ。ああ、もう、だから、空腹時にコーヒーを飲んじゃダメだって言ったじゃないですか。さ、食べてください。ね?》


イナイ、イナイ、ドコニモイナイ・・・

オソルがいた時の食事風景を思い出せば出すほど、喪失感は半端ないです。

 

~社長室~

我慢できずに、オソルに電話しちゃうソンギョル。

「あ、キル・オソルさん、昨日はちゃんと帰れましたか?連絡なかったから・・・。もし、時間があったら・・・」

「あ、代表様、すみません。あとで、かけなおします」

それだけ言うと、電話を切るオソル。

「あ、コーチ様、こんにちは」

「こんにちは」

オドルの学校を訪ねてきたオソル。

 

~社長室~

一方的に切られた!(涙)

携帯を放り出すソンギョル。

溜息をつき、落ち込んでいるソンギョルに気づいたクォン秘書。

「まだ、どこか具合が悪いんですか?」

「誰かを好きになることで、こんなにも寂しい気分になるなんて、知りませんでした。」
「どういう意味ですか?」
「恋愛を始めたのに、始めたときより、孤独を感じるんです。。いえ、ミネソタの・・・ミネソタの友達のことなんですが・・・」

いくら心配でも、見守るしかないクォン秘書。


~オドルの学校~

コーチ「学校としても、嘆願書を提出しているんです。我々も出来ることは全てやっていますから、状況を待ちましょう」

オソル「はい、わかりました。」

コーチ「オドルは、理由もなく、人を殴ったりするような子じゃありません。もし、目撃者がいたら、懲戒委員会にそれは公平ではないと言ってみることも出来るんですが、どういうわけか、当時、何が起こったのか目撃した人が誰もいないんです」

 

~[掃除の妖精]社内~

ヨンシク「心配するな。悪いようにはならないってさ。だれが懲戒委員会のメンバーなのか、探ってみるよ。オソルヌナは、今、お前のこと、すっごく心配しているに違いないから。ああ、いつでも電話してこい」

相手は、オドルね。

ずっと、会話を横で聞いているジェミン。

ジェミン「オソルの奴、気が気じゃないだろうな。なにが起きてるのか、俺たちに言えばいいのに・・・。」

溜息をつくヨンシクとジェミン。

その会話を聞きつけたソンギョル。

「懲罰委員会? キル・オソルさんの弟さんがどうかしたのか?」

「え?」

振り返るヨンシクとジェミン。

そして・・・とうとう、この件をソンギョルが知ってしまったことを危惧するクォン秘書。

 

コーチの言葉に感化されたのか、事件のあった駐車場で、目撃者捜しのビラ配りを開始するオソル。

「こんにちは。どうか、これを読んでください」

「こんにちは。どうか、これを読んでください」

受け取る人、拒否する人・・・大半は、受け取ってもらえない。

「こんにちは。どうか、一度だけでも目を通していただけませんか?」

受け取ったそばから、ビラを道に捨てている人を見て、言葉を失うオソル。

「目撃者を探しています」と書かれたそのビラを、オソルより先に拾い上げたのは・・・ソンギョル(ゴム手袋着用・・・(苦笑))

驚くオソル。

 

「君が俺に言えなかったこと・・・、これだったのか?」

「代表様・・・」

「傷ついたよ。キル・オソルさんにとって、俺が頼りにならない人だと思われてるって知らされたみたいで・・・。」

 

その時、「オソラ~~~」と、ジェミンの声が。

一輪のバラを大量に抱えたヨンシクとドンヒョンも一緒に、オソルのもとに駆けつける。

目を丸くするオソル。

そんなオソルが抱えていたビラを取り上げるソンギョル。

「さぁ、それじゃ、始めるか・・・」

「「「はい!」」」

 

「じゃん!はい、ご主人にもどうぞ。実は、若い優秀な運動選手が誤って非難されてるんです」

通行人にバラを渡しながら、事情を説明し、目撃者の情報を集める作戦ね。

女子は、イケメンと“花”に弱い(笑)

 

「こんにちは。目撃者を探してるんです。どうか、こちらを読んでいただけませんか?」

ドンヒョンの声かけを無視できる女性はいません(笑)

 

ヨンシクも、順調に、通行人に声をかけていく。

「目撃者を探しています。この地域のたまり場には、たくさん若い奴らがいますよね・・・」


その様子を嬉しそうに見ているオソル。

「これは、俺がこの事業を始めたときに使った戦略なんだ。人々を動かすための最良の方法だからね」

オソルを安心させるように、説明するソンギョル。

思いがけない助っ人と、なにより、ソンギョルが来てくれたことで、胸がいっぱいになるオソル。

 

その様子を、少し離れた車の中から、見つめているクォン秘書。

手に持ったUSBを見て、難しい顔をしてるけど・・・きっと、事件当時の防犯カメラの削除前の映像ね。

 

一通り、バラを渡しながら声をかけまわり、夕方を迎えたチーム・ドンヒョン。

ジェミン「こんなことってあるか? この事件を目撃した人が誰もいないなんて・・・。みんな、卑怯なんだな・・・」

ヨンシク「卑怯ってなんだよ」

ジェミン「うるさい!」

オソル「ありがとうございました。皆さん。ありがとう、ヨンシク、オッパたちも・・・。」

ジェミン「そんなこと言うなよ。お前が望むなら、空の星だって捕まえてやるさ。知ってるだろ?愛してるよ、オソラ・・。がんばれよ・・・」

オソルを抱きしめるジェミン。

 

ソンギョル「サ、サラン(愛)?」

ジェミンの髪を掴んで、オソルから引き離すソンギョル(笑)

ソンギョル「離れろ!お前は、機会さえあれば、抱きつきたいだけだろ!」

ジェミン「なにするんですか?」

ソンギョル「“なにするんですか”だと?」

・・・とは言え、まだ、オソルと付き合ってるとは公言出来ないソンギョル。

ソンギョル「“Me Too”だ! お前、“Me Too”運動を知らないのか?最近の深刻な社会問題だぞ。お前が、彼女にしたことは、職場のセクハラとみなされるんだからな。最近のお前は、本当に目に余るぞ。」

ジェミン「なんで、代表様は、オソルばっかり、手厚く保護するんですか?」

私情です。。。

 

ソンギョル「・・・彼女は会社を辞めたが、それでも、我々の家族みたいなものだろう? 私の従業員は私にとって家族みたいなものだ。そう、私はすべての従業員を、私の家族と考えているんだ。これが、最高経営責任者(CEO)が持つべき、基本的な考え方だ、わかったか!」

ジェミン「はいはい」
そろそろ・・・と、ドンヒョンが助け船を出します。。。

「代表様、俺たちはこれで、戻ります。(オソルに)俺たちに手伝えることがあれば、いつでも教えてくれ。一人で抱え込むなよ」

オソルにも優しく声をかけるドンヒョン。

嬉しそうに、頷くオソル。

ドンヒョン「行こう」

ソンギョル「じゃあな」

 

オソル「私たちも行きましょうか?」

ソンギョル「もう?・・・いや、もうちょっとだけ一緒にいよう。一日中、君に会いたくて仕方がなかったんだ・・」
俯くソンギョル。

そんなソンギョルをじっと見つめるオソル。

ソンギョル「なんで、そんな風に見ているんだ?」
オソル「近くに来てくれますか?もうちょっとだけ近くに・・・」
ソンギョル「近くに?」と言いながら、一歩近づくソンギョル。

そんなソンギョルを抱きしめるオソル。

ソンギョル「人が見てるよ・・・」

ドギマギしちゃうソンギョル。
オソル「私も、一日中、会いたくてしかたがなかったんですよ。こんな風に一緒にいられて、とっても気分がいいんです」

オソルのほうから、抱きつかれてる状況が意外で、戸惑うソンギョル。

 

オソル「(小声で)そうよ、こうするのが正しいのよ・・・

ソンギョルに聞えないように、小声でつぶやくオソル。

 

やっと、自分の手をオソルの背に回し、抱きしめるソンギョル。

「弟さんのことは、きっと全部うまくいくよ。心配しないで」

それを聞いて、穏やかな笑みを浮かべるオソル。

 

~オソルの自宅近くの路地~

ソンギョル「一人で抱えていたんだな。仕事を辞めたり、弟さんがトラブルに見舞われたり・・・。それで、誰とも恋愛しないって主張してたのか? ああ、考えてもみなかった・・」

オソル「いいえ、理由はそれだけじゃありません。」

ソンギョル「少し前に、恥ずかしいことに対処していると言ってたけど、これのこと? それとも、まだ、俺の知らない何かがあるのか?」

オソル「それは・・・」

オソルに電話がかかってくる。

オソル「ちょっと失礼します・・。もしもし?」

 

~オソル自宅~

事件当日のCCTVの映像を入手できたアッパたち。

アッパ「見ろよ、なぁ、これ、見ろって。」

嬉しそうな声をあげるアッパ。

 

早速、ジュヨンがオソルに電話をかけてきたってことのようです。

ジュヨン「ねぇ、これでうまくいくよ。オドルの件は解決だよ」

オソル「本当に? わかった。 すぐ、家に戻るからね」

 

嬉しそうに、ソンギョルに報告するオソル。

オソル「やりました。全部、解決です」

ソンギョル「え? なんのこと?」

オソル「オドルの件です。さぁ、行きましょう。急いで!」

ソンギョルを引っ張って、自宅に向かうオソル。

 

アッパ「それでは、すべて、この防犯カメラの映像で解決されるとおっしゃるんですね? そうですか。 どうもありがとうございます。ありがとうございました。それではまた・・」

 

オソル「本当ね? これで、本当に全部解決なのね?」

アッパ「正義は必ず勝つんだ!大韓民国 万歳!」

オソル「一体、どうなったの? 防犯カメラの映像がどうしたの?」

ジュヨン「チョ先生が見つけてくれたのよ」

にっこりするクンクン。

ジュヨン「誰かが、家の前に置いていってくれたらしいの」

アッパ「だから言っただろう? 全部、上手くいくって・・・、大韓民国、万歳!あ、そうだ。サッカーの試合、見るつもりだったんだ、チャンネル15だ」

ジュヨン「え~、じゃ、ドラマはキャンセルなのぉ?」

みんな好き勝手なことを言い始めるのを、後ろで、笑ってみているソンギョル。

振り向いたアッパ。

「お、代表様が、どうして、ここに? 俺たちと一緒にサッカーの試合見たいんですか?」

それはないと思うよ、アッパ・・・・(笑)

「ええっと、サッカーは・・ああ、 こんばんは。」

あらためて、アッパに挨拶するソンギョル。

 

一転、キル家の長女、オソルの交際相手として、アッパの前に座ることになったソンギョル。

アッパ・・・。

だめだよ、そういうのは・・・。

 

アッパ「・・・それじゃ、二人は・・・」

ソンギョル「はい、お父様。お嬢さんをください・・・」

一同「・・・・・」

ソンギョル「・・・じゃなくて、お嬢さんとの交際を認めてください!」

拍手するジュヨン。

ジュヨン「うわ、ブラ~ボ。いつも言ってるでしょ、男は、これくらい度胸がなくっちゃ!」

アッパ「このバカ娘が。このために、仕事を辞めたのか?」

オソル「違うわ、アッパ。そうじゃなくて・・・」

アッパ「ああ、すっかり、忘れてた。せっかく来たんだ、食事をしていってください。」

と言ってから、言い直すアッパ。

アッパ「我々と食事をしていきなさい、チョンソバン(娘婿)」

席を立つアッパ。

オソル「アッパ・・・」

 

ジュヨン「オモオモ、おめでとうございます、ソンギョルさん」

ソンギョル「ありがとう、ジュヨンさん、あははは。 (君が)オドル君だね? 弟さんだよね?」

オソル「ええ、オドルです。」

ソンギョル「お姉さんと同じくらい、美男だね・・・」

固い表情を崩さないながらも、軽く会釈するオドル。

クンクン「あ、チャン・ソンギョル氏、床に虫がいませんか?」

瞬時に、飛び上がり、オソルに捕まるソンギョル。

ソンギョル「床に虫がいる・・・虫が・・・」

覗き込むオソル。

クンクン「冗談でした~」

完全に揶揄われるソンギョル。

 

さて・・・キル家の鶏鍋だ~~~(笑)

一つの鍋を、みんなでつつくなんて、信じられない光景に固まってるソンギョル。

これは無理だな(笑)

なんとか、オソルが自分が取ったものを、そのまま、ソンギョルに分けようとするものの、すでに、戦意消失状態(笑)

「よかったら、手で取っちゃって・・・」

「ああ、このスープ、最高!」

「酒でも飲むかね?」

鶏肉を食べて、指をぺろぺろ舐めた手で、ソンギョルにお酒を勧めるアッパ。

ソンギョル「え、ええ・・・」

アッパ「そうか」

アッパが飲み干した、脂ギトギトのコップを差し出されるソンギョル。

アッパ「さ、ついでやろう、チャンソバン」

受け取りたいけど、手が震えてしまうソンギョル。

絶対絶命のその時、横から、オソルが「ああ、アッパ、代表様は運転しないと。。ね、車で来たんですよね? 飲ませたらだめよ。」と助け船。

アッパ「ああ、車で来たのか。。じゃ、飲まずに運転しないとな」

ホッとするソンギョルとオソル。

アッパ「ガラスの修理でさえ、揉めるのは一度で十分だからな。(小声で)運転手もいなくて、なにがCEOだ・・・。」

アッパ、小声で嫌味を言う。しかも、350万ウォンのことも忘れてなかったのね(笑)

 

アッパ「それなら、これならどうだ。」

骨付き肉を持ち上げるアッパ。

「今日、市場で手に入れられる最高の鶏肉だぞ。なんだ、何を待ってるんだ?汁が滴ってるじゃないか。」

またもや、手がプルプル・・・。

「ああ、それがね、アッパ。実は、代表様は、チキンアレルギーなのよ。もっと早く言えばよかったのに・・・忘れてたの」

急に、首元を掻きはじめるソンギョル。(笑)

「ああ、もう少しで恐ろしい過ちをおかすところだったな。チキンアレルギーだと? そりゃ、残念だな。オソルも俺も、酉年生まれだっていうのにな。まぁ・・気にするな。」

「いえ、食べます!」

「お、そうかそうか、そうか・・・。さぁ、食べてみろ」

嬉しそうに差し出すアッパと、鶏肉を睨みつけながら、手を伸ばそうとするソンギョル。

そこへ、「あ、鶏足だ!食べてもいいよね?」と、クンクンが横取りする。

アッパ「ああ、もちろん、だれが食っても構わんさ。ほら、こっちも飲むか」

クンクン「もちろん」

深く息をするソンギョル。

アッパ「君が旨そうに食べるのを見るのが好きなんだよ。可愛い奴め」

クンクン「でしょ?」

アッパに気に入られているクンクンが気に入らないソンギョル(笑)

 

オソル「ところで、あの防犯カメラの映像で全部が解決するの?」

オドル「まだ、わからないよ。でも、考慮はしてもらえると思うんだ。それに、俺のペナルティを下げてもらえるかもしれないし・・・」

オソル「ああ、本当に良かった。ようやく解決するのね」

少し、複雑そうに考えているソンギョル。

オソル「ところで、だれが置いていったのかしら。うちの前に?」

オドル「さぁな・・」

なんとなく、心当たりのありそうなクンクン。

(というより、クォン秘書しか、思い当たらないだろうね)

 

ソンギョル「お父様、また、お伺いします」

アッパ「ああ」ソンギョル「弟さんも、また、会おう。ジュヨンさん、また会いましょう」

期待して待っているクンクン。

ソンギョル「ああ、君も・・」

クンクン「そうだな」

アッパ「二人は前に会ったことあるのか?」

ソンギョル「いえ」

クンクン「ええ。なんで? 俺たち、オソルを君が送ってきたとき、会ったじゃないか」

ソンギョル「ああ・・・あははは」

アッパ「その程度で、覚えてたのか?」

クンクン「ええ」

アッパ「いや~、鋭い目だな。賢いし、才能もある」

それを聞き、得意げなクンクン。

アッパ「彼みたいな人間は、裁判官や、弁護士や医者になるべきだ。」

クンクン「あははは・・・でしょう?」

ますます、アッパに認められてるクンクンを見て、不機嫌になるソンギョル。

ソンギョル「(隣のオソルに) 彼みたいな奴は、藪医者になるんだ」

睨むクンクン。(笑)

 

とりあえず、その場を収めるように、「ちょっと、そこまで、送ってくるね」と宣言するオソル。

「ああ」

「また、お会いしましょう」

「気を付けて・・・」

ソンギョルたちが去ると、ジュヨンがアッパの腕をとって、「さぁ、中に入りましょう」と家の中に入る。

実娘(オソル)が去って、嫁(ジュヨン)を得るって感じかな。


オドルが、クンクンに近づき、「俺は、味方だから・・・」と声をかける。

クンクン「どういう意味だよ」

オドル「気づかないわけないだろ・・・。男は義理を通すんだ」

ソンギョルに対する、オドルの硬めの態度は、これが大きかったのね。

 

帰り道の二人。

「弟さんの件がうまくいきそうでよかったよ」

「そうですね。本当に心配だったから・・・。思いは通じるんですね」

「全部上手くいったことだし、これから、うちで、ラーメンでも食べないか?」

「あ・・・ラーメン? またにしましょう。今日は、家族も待ってますから・・・」

「ああ、そうだね」

「それじゃ・・・気を付けて帰ってくださいね、オッパ・・・」

「ああ・・・オッパ? 今、俺のこと、オッパって言った? オッパって?」

「もう付き合ってるんだし、オッパだもの・・」

「も、もちろん。もう・・・」
離れがたい気持ちを抑えて、「じゃぁ・・・」と手を離そうとするオソル。

「ああ、行くよ」

デレッデレな巨人。。。

「オッパ、行くよ。オッパ、帰るからな・・・オッパの夢見るんだぞ」

ああ、恥ずかしい(/ω\)

なんとかしてくれ。。。

 

~翌日?~

オドルと連れ立って歩くヨンシク。

「ほらな。絶対、うまくいくって言っただろう?俺の叔父さんで、委員会のメンバーを知っている人がいるんだが、その人は、お前の事件なんて大したことじゃないって言ってた」

そうそう、あとになって、こういう大きなことを言う奴っているよね。(笑)

「まぁ、俺は、そういったコネを使って、お前を助けようとはしなかったって意味だけどな」

ふと、通りのカフェに目を向けたオドル。

ジュヨンが男と会っているところを発見。。。

ジュヨンにとって、お見合いデートは、日常の一部だからね(笑)

自然と足がカフェへと向かうオドル。

 

「ちょっと、コーヒーが冷めちゃいましたね」

「ええ」

男性を前に、恥じらう様子のジュヨンを見つめ、溜息をつくオドル。

 

ヨンシク「実はな・・・」

オドル「あ、ヒョン、また、あとでな」

ヨンシク「おい、俺はお前と話してたんだぞ、オドラ!」

 

店の中にいたオドルに気づいたジュヨン、思わず、むせかえる。

「どうかしたの? ジュヨンさん」

「いえ、別に・・・。ここのアメリカーノはいい香りですね」

 

ジュヨンを店から引っ張りだしたオドル。

「ちょっと、引っ張らないでよ。痛いじゃない。なにしてんのよ、ねぇったら」

「見合いデートなんて止めろよ!こんなくだらないこと、今すぐやめろ!」

「くだらないですって? あんたに何がわかるのよ? さっきのあの人はね、大企業で働いてて、マンションだって持ってるのよ」

「おい、ミン・ジュヨン! 」

「なんて言ったの、“ミン・ジュヨン”? こいつ・・・私は、あんたより年上よ」

「ヌナ・・・いや、お前! 今日から俺のだ」

「え?」

「俺だって、オリンピックで金メダルを取れば、家だって買えるかもしれないだろ。コマーシャルだって一杯撮れば、マンションだって買ってやる・・・。だから、俺と付き合え」

「バカじゃないの?」

「俺はまじめだ! さぁ・・・」

自分の上着から、国旗のバッチを外し、ジュヨンに手渡すオドル。

「国旗にかけて誓う。もし、国家代表チームのメンバーになれたら、他の誰よりも先に、お前に言うからな。・・・なんで、また、こんな格好するんだよ!」

寒そうな格好のジュヨンに、自分の上着を着せると、先に歩き出すオドル。

いい笑顔!

雄たけびあげてる姿に、思わず笑いながら、手の中のバッチを見つめるジュヨン。


~ソンギョルオンマの店~
オンマ「ソンギョルの家から引越したんですって? 私のせいでしょ? はぁ~、あの時は、全然、気づいてなかったのよ」

少し、言いにくそうに、話しだすオソル。

オソル「あの・・・私、代表様とおつきあいすることにしました」

オンマ「え?」

オソル「すべて、奥様のおかげです。いつか、お返しします」

オンマ「え? なに言ってるの?」

オソル「よければ、これから、お母様と呼んでもいいでしょうか?お母様・・」

オンマ「“お母様”?」

恥ずかしそうに、「ああ、もうすぐ、オッパの仕事が終わる頃だわ。今度は、私がオッパと一緒にうかがいますね。コーヒー、ご馳走様でした」

驚いて、言葉が出ないオンマ。

オンマ「オッパ? オモニム(お母様)?」

あははは、と手を叩きながら、嬉しそうに大笑いするソンギョルオンマ。。

 

~社長室~

ようやく、クォン秘書に打ち明けるソンギョル。

クォン秘書「どんなお話でしょう?」

ソンギョル「ああ、はい、実はええっと・・・私のことだったんです。ミネソタの・・・。ああ、クォン秘書様に、アドバイスをもらっていた、あのミネソタの友人・・・。実は、自分のことだったんです。すごく驚いたでしょう?」

そんなわけあるかい!(笑)

クォン秘書「知ってました。」

ソンギョル「え?」

クォン秘書「おめでとうございます、代表様。私が祝福していたと、オソルさんにも伝えてくださいね」

ソンギョル「知ってたんですか?」

なんか、気づまりそうなクォン秘書。。。

ソンギョル「ありがとうございました。全部、クォン秘書様のおかげです。どうやって、お礼を言えばいいか・・・」

クォン秘書「私、まだ、しなければならない仕事があるんですが・・・」

ソンギョル「ああ」

一礼して、部屋を出ていくクォン秘書。

今は、おじいの意志を知り、辛い立場に立たされることになっちゃったんだもんね。

 

その時、ソンギョルの携帯にメッセージが入る。

オソル《代表様、私付きましたよ、早くきてください》

 

大混乱で言葉も出ないヨンシク。

にこにこしているドンヒョン。

ジェミン「付き合ってるって・・・誰と?」

目の前に手をつないで立ってるじゃん(笑)

「ま、まさか・・・代表様とお前が?」

「ああ、その、彼女が、自分たちのことをまず、お前たちに話さなきゃならないって言ったんだ」

突然、悲鳴をあげるジェミン。

ビクっとする一同。(笑)

ヨンシク「お二人が幸せになるのは嬉しいけど、俺たちにとっては辛いことです」

ジェミン「おい、どうしちゃったんだよ?」

ショックを受ける鈍感コンビ(笑)

ソンギョル「だから、その・・・。お前のせいだ、ジェミン、お前、気を付けろよ。もう、キル・オソルさんに近寄るなよ。もし、さわりでもしたら、お前の指、つぶすぞ!」

ジェミン「うわ~、信じられない」

ドンヒョン「おめでとう、オソラ、おめでとうございます、代表様。お似合いですよ」

ソンギョル「ありがとう」

恥ずかしそうに見つめ合ってる間も、画面では見切れてるけど、手、つないでるんだよね。

ここ、職場だろ(笑)

 

オソル「これから、何をします?デートでもしますか?」

ソンギョル「デートって響きがいいよな。じゃ、家に帰って、美味しいものでも作ろうか?」

オソル「ええ? こんなにいいお天気なのに? どうして、家になんか帰るんですか? こんな日は、漢江にでも行って、手をつなぎながら散歩したり・・・」

ソンギョルの表情を見て、あっ、と思い直すオソル。

オソル「あ、だめです。家に帰りましょう」

気を使われたと気づいたソンギョル。

ソンギョル「なんで? 漢江に行こう。行こう。 俺がタクシーにもバスにも乗れたって知ってるだろ? もう、なんでもできる男さ。こうやって、手をつないで歩けるだけで、最高だ。行こう、漢江・・・」

オソルの手を引っ張り、歩き出すソンギョル。

 

「うわ~~~」

意味なく、二人に突進してくる子どもたち(笑)

ささっと、小さいウサギ(オソル)の後ろに隠れる、いや、隠れきれてない巨大ウサギ(ソンギョル)。

その様子に気づいたオソル。

オソル「もうそろそろ、家に帰りましょうか?」

ソンギョル「いや、まだ、大丈夫だ。俺だって、ここに来たかったんだ。俺だって・・・キル・オソルさんとこんなふうに手をつないだり、こんなふうに散歩したかったんだ」

ポケットに手を入れていたオソルの手をとり、自分の手と合わせた側から、犬が近づいてきて、オソルにしがみつくソンギョル。

これは、かなり恥ずかしい状況で・・・、

「ああ、空気が新鮮だな、行こうか」と誤魔化すソンギョルを思いやり、「ああ、寒い」と腕に抱き着くオソル。

「ああ、なんだか、突然、もう歩きたくなくなっちゃいました、どうしましょう?あったか~いお部屋の中でラーメンが食べたいな」

「ら、ら~みょん(ラーメン)?」

やさしく笑顔をむけるオソル。

「私にラーメン作ってくれませんか?」

もうね、ソンギョルの頭と心が、打ち上げ花火で大変なことになってます(笑)

なんども頷き、オソルの手をとり、走りだすくソンギョル。

 

家に帰りついた二人。

可愛くおねだりされた通り、オソルの前にラーメンを置くソンギョル。

「どうぞ、めしあがれ」

「いただきます」

あら、食べるのは、オソルだけ?(笑)

「ごめん。」

「なにが?」

「公園で楽しめなかっただろ」

「そんな、謝ることなんかないですよ。私がここに来たいって言ったんですよ。おうちデートのほうがずっと楽しいと思いません?」

オソルの言葉で救われるソンギョル。

「食べ終わったら、映画を見に行きたくありませんか?私、彼氏と映画館に行って、映画を見るのが・・・」

あ、と、また、気づいちゃうオソル。

「一緒に映画を見ましょう・・・テレビで。家で・・・」

力なく頷くソンギョル。

「いただきますね」

何事もなかったように、美味しそうなにラーメンを食べはじめるオソルの優しさに、微笑みながら、何かを考えるソンギョル。

 

はい、二人でホームシアターで、鑑賞中。

お約束のラブシーン・・・に、気まずくなっちゃうソンギョル。。。を気にするオソル。

オソル「なんか、突然、喉が渇いちゃいました」

どんどん激しくなるラブシーンに、むせかえるオソル。

「大丈夫?ああ、ちょっと待って。見せてみて。 そのまま、拭いてあげる」

オソルの口元を自然に拭うソンギョル。

「唇が泡まみれだ・・・」

こりゃ、意識せざるを得ないシチュエーション。

はっと、我に返る2人。。

「私・・・もう家に帰らないと・・・。もう遅いし・・・」

「え? ちょっと待って。どうしても、もうちょっと・・・ここに居たらだめかな、それか、もう遅いから、泊っていけば? ああ、つまり、キル・オソルさんの部屋は、まだ、そのままにしてあるし。それに、映画だって、まだ、終わってないし・・。」

必死なソンギョル。。

「ああ、私の部屋・・・。でも、父も心配するだろうし・・・、オドルも。」

そういいつつ、チラチラ、映画の画面に目が行っちゃうオソル。

ほらほら・・・。(笑)


「もう、みんな私たちのこと、知ってるわけだし・・・.だから、外泊したら・・・」

「君の言う通りだね。ごめんよ。俺がもっと配慮すべきだった」

「じゃ・・・帰りますね」

「俺が送っていくよ」

慌てて、コートとバッグを持つオソル。

「いえいえいえ、大丈夫です。うちはすぐ近くですし、歩いていってもすぐですもん・・・」

「ちょっと・・・」

「連絡しますね」

バタバタと帰っていくオソル。

「キル・オソルさん・・・」

 

リビングの扉を閉めたオソル。。。ドキドキが止まりません(笑)

「ああ、戻って、ちゃんと挨拶すべきかな? ああ、だめだめ、家に帰らなきゃ・・・。帰らなきゃね・・・」

すでに、帰る気が50%・・・40%・・・30%・・・と、どんどん減少中(笑)

その時、ガラリと、扉が開けられる。

「あ、まだ、ここにいたの?」

「あ・・・あの・・・私・・・今夜は泊まります・・・」

20%・・・10%・・・おめでとう、0%(笑)

 

一瞬、意味がわからないソンギョル。

 

まったく、わかんないかなって感じで、オソルから、(*´ε`*)チュッ!

 

そんなに鈍くないぞ、とばかりに、キスをし返すソンギョル。

この構図は、さっきの映画を意識してるってことかな(笑)

頭の中身がエロくて、すみません。。。

 

結構、長めの本気ちうです。。。

分数や秒数カウントするのが好きな私ですが、今回は、尺合わせっぽいので、やめときます(笑)

 

しかし、2話続けて、キスシーンで終わるって、ドラマとしてど~なんだ・・・(苦笑)

 

 

★第13話(前半)に続く★

いや~、素直に、見たまんま、甘々を訳せばいいのに・・・、どうにもこうにも、こそばゆくて・・・すみませんです。

ま、大人な皆さんは、夜9時台の韓国ドラマで、肌色は出てこないとご承知だと思いますが(笑)

ちょっと、映画のシーンとの比較は笑っちゃった。。。

 

 15話まで見終わってますが・・・とにかく、先に進めます!

 

 ★『まず熱く掃除せよ』第13話(前半)に続く★