こんばんは


朝はかなり寒くヒートテック着てウチを出たのに、昼になると暑いほどにもなる天気には参ってしまう毎日です。




epsの取り付けについてですが、かなり書き溜めてます。
でも、配線準備整えたのであとはくっ付けるだけです。

ここまでの経緯や、epsの基本を知りたい方は下の記事をお読みください。


この記事では基本的に、epsを組む際に使用される専用工具は使いません。結果としてすでに組み上がって何度か乗ってますが全く問題ないです。

どこのうちにもあるような、ごくごく一般的な工具のみを使って組みますので、中古でいいのが出てるけどショップに持ってくのははばかられる、、、という方は参考になると思います。





epsの設置で大切になってくるのは配線ですので、ここまでこればあとは大抵問題ありません。


では早速今回の作業に入ります。


パワーユニットの取り付け

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到着したコンポを充電し、無事動くことが確認されました!


まずはじめに取り付けるパーツは、↑写真左下のパワーユニット(バッテリー)です。

全ての配線がここに繋がるのでまずこれを設置しなければ始まりません。


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↑epsのパワーユニットはシートピラーなどにぶら下げるのではなく、ボトルケージ穴に取り付けるタイプです。


ブラブラと出ている配線は、一度全てBBの穴から出す必要があります。

よって、

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スパイラルチューブなどでまとめます。
スパイラルチューブがなければマスキングテープやセロテープでもいいのでまとめます。一本になれば何でもいいです。


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こんな感じで出てくれればokです。

配線が出たらパワーユニットをボルトで固定します。
実は、今回私が組み付けたanchorのrs8 460mmにはパワーユニットのボルト2本の内1本しか留めれませんでした。どうやらフロントディレイラーの直付け台座のリベットナットと干渉したようです。正直言って、中に突っ込んでるだけで問題ないのでボルトで留まってる必要はないです。

多分私のフレームサイズ、460だからボトルケージの位置的に干渉しましたが、他のサイズやメーカーだとしっかり取り付け可能かとおもいます。
まぁ、最悪の場合はスポンジでも巻いてフレームに突っ込んどきゃいいです。





ディレイラーハンガーの修正


次にやる事はディレイラーハンガーの修正です。
これは絶対にやった方がいいです。と言うより、やらないとマジで壊れる可能性があります。
変速が悪くなるのはもちろんですが…

新車で下ろしたてのフレーム、替えたばかりのハンガー、絶対にぶつけてない自信、、、が、あったとしてもやって下さい。
新車の時点で既に曲がってるのも多いですし、ハンガーは新品でもフレーム側が曲がっている可能性があります。



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↑  我が家のディレイラーハンガーは手作りです。
長めのアルミの角材と、大きめのナット、ハンガーのネジと同じ規格のボルト。この3つでできます。正直言ってかなり使いやすいです。

(注  「ハンガーと同規格のネジ」と簡単に書いてますが、確かウィットの5/8だかなんだか普通のホムセンには売ってないネジです。僕はわざわざ店に頼んで取り寄せてもらいました。1週間くらいかかって600円くらいでした。





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僕は絶対に曲げてない自信がありましたが、ホイールの前後で1mm違ってました。このホイールはフレが0.2mmくらいまで抑えてあるので確実にハンガーの曲がりです。
また、絶対に測定誤差のないよう測ってます。←その上で出た誤差の事を測定誤差と言いますが、笑

正直な事を言うとハンガーだったら、ホイール直径程度で1mm曲がっててもほとんど(乗っている時のシフトチェンジの変化は)わからないと思います。カンパの公式ビデオでも2〜3mmって言ってた気がします。



さてここからはいよいよ各パーツの取り付けです。


各パーツの取り付け


パーツを取り付けるのは簡単ですが、問題は配線を穴から穴へと出さなければいけない点です。
今回はいらないワイヤー2本を使って簡単な工具を作りました。(廃ワイヤーが無ければ適当なタコ糸とかでもできない事はないです。)

ワイヤーのタイコのある側に小さい磁石をマスキングテープや自己融着テープなどで固定します。

2本と書きましたが、一本でもいいです。
片方を通される側の穴から入れて、もう片方を通される方の穴から入れて、チューブ内で磁石をくっ付け、引っ張れば一本のワイヤーがチューブ内部を経由して両穴から出てきます。


その状態がコチラ👇
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rdとBBでワイヤーが通ってますね。

{注  (この注意長いです。)写真で通ってる穴ですが、本来は存在しないはずのトンネルです。
フレーム内部に、発泡ウレタンの様な固まったスポンジの様なものが入ってました。
完全に入ってたので本来はワイヤー一本通すことができません。

この様なものが詰められてる場合は理由として2つ上げられると思います。
1、フレームの剛性向上
2、カーボンフレーム製作時の型

1についてですが、コリマのホイールやコリマがoemでマビックのホイールなどを作ってた時のリムには剛性向上で詰められてます。大抵の場合は強度に関係ありません。(ウレタンやスポンジ程度で強度が変わるフレームやホイールなんて存在しても乗りたくない)また、詰め物はホイールに多く、フレームにはあまり聞きません。それに、剛性向上にしてはショボすぎたので剛性向上ではないでしょう。

残るは2ですが、多分2だと思います。カーボンフレームの芯材ではないかと予想します。(ちなみにもう一本の方のtimeは・・・長くなるのでやめます)


要するに取り除いても殆ど(全く)問題ないので取り除きました。何も全部抜く事はないのでワイヤーの通るところのみを除きました。

今回全く問題ないと判断した理由の1つに、たまたまanchorの2018年モデルが発表され、モデルチェンジした同機種はワイヤーフル内装だった為、剛性向上や、強度向上ではない事が確認された…。と言うのがあります。出てなくてもやりましたがね笑。
やる時は言うまでもありませんが自己責任です。



という事で、後は配線をカチッと繋げるだけです。epsの端子はハメれる方向にハメれば向きも必然的に揃いますので、ハメれればいいです。



そして

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付きましたーーーーー!!!


イエ〜イ↑↑




動作確認

できたので動画載せます。
ロー側2枚がチャラついてますが、スプロケかシマノだからです。カンパにしたら問題なくなりました。また、実走のトルクがかかった場面では問題なく他と同様に変速します。







👇ローラー、、アプリの都合上1分しか載せれなかったヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3









の、つもりだったけど、なんかエラーが出て載せれなかった。。


ローラーはまた今度で。



と、かなり満足の変速です。(特に実走時)


ちなみに完成形は

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こんな感じ

実走時のインプレはまた今度で、、


それでは