長崎稲佐山の夜景と西九州新幹線 | WALKING SHADOW

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全ての旅は一度きり。

ご無沙汰しておりました。

本ブログは以下のブログの続編となっています。

 

 

複数の記事に渡って西九州新幹線の開業に懸念を示していた筆者ですが、食わず嫌いは良くないということで。
先日長崎を訪問し、満を持して西九州新幹線に乗車しました。
念のため申し上げておきますが長崎という場所は大好きです。
 

さてLCCで長崎空港に着陸し、リムジンバスで市内入りした筆者はまずは市電に乗車。
(実はこの間にモバイルバッテリーを忘れたのに気づき、急遽家電量販店で購入するというエピソードもありました)

 

北の終着駅の赤迫まで乗車し、律儀に折り返し。
次は夜景で有名な稲佐山に登ります。

 

 




初見なので過去との比較は人の画像を参照するしかありませんが、
新しくなった長崎駅のインパクトは特に強かったですね。

 

 

次はその新・長崎駅と初対面。
西口の整備がとても印象的でした。

 

 

だしぼんずという駅構内の五島うどんの店で夕食。

 

 

私が乗車するのはかもめ66号門司港行きです。
(※厳密にはリレーかもめ66号門司港行きに接続するかもめ66号武雄温泉行きです)
長崎から武雄温泉に到達する最終の新幹線です。

 

 

時間があったので少し散策。
東口を出ます。元から玄関だったこちらもおしゃれ。

 

 

 

駅の南側から新幹線と長崎本線の末端を眺めます。

 

 

 

旭大橋からは先ほどの稲佐山の塔たちが見えます。
夜景を構成していた建物も地上からは新鮮に映ります。





再び駅に戻ります。





新幹線の車体の行先表示は博多行き。
シンデレラのごとく、魔法は博多で解けてしまうのでしょうか。

 

 

さて車内へ。新しい車両はとりあえずわくわくします。

 





車内の表示はさすがに現実を語っていましたね。

 



新発売のずんだアイスクリームを手に乗り込みました。
どうでもいいですが、1週間前に仙台を訪問した筆者としては伏線回収的な展開となりました。
 



切符の紹介です。事前予約7日前までであれば3000円で長崎から1時間弱で佐賀に行けます。
ちなみに自動改札に挿入するのは値段の書いてある(写真では左の一枚の)切符のみです。
ではでは、西九州新幹線初乗車といきましょう。


 

駅到着が近づくと照明がチカチカするのはかっこよかったです。

 

 

ちょうど30分で終点、いや乗り継ぎ駅の武雄温泉に到着。
降車して振り返ると武雄温泉行きになっており、シンデレラ説がやはり濃厚に。

 




と思ったらいつの間にか最終の長崎行きに変身していました。



筆者は佐賀までリレーかもめに乗車。
なお座席は試しに全く同じ番号を指定しましたが、そこそこ歩かされました。
こういうところは改善して欲しいですね。

 


 

リレーかもめを降り、深夜に一人佐賀県からようこそされる筆者。

 

 

前のブログの2015年当時の写真で掲げられていた新幹線の表示は跡形もありませんでした。

 

 

<総括>
ついついネガティブな話になってしまいがちでしたが、西九州新幹線自体はとても快適でした。
新しい新幹線共通の宿命であるトンネルの多さはさておき、スピードはさすがといったところでした。
しかしスピード以上に気になったのが乗り換えの手間とそれに伴うせわしなさ。
今回は深夜だったので大移動にはなりませんでしたが、席を立って別の列車に乗り込み、席を探すという(机上では可能な限りシンプル化されたはずの)作業によって爽快感のようなものは忘却され、一旦リセットされました。
以前ならば肥前鹿島にいた時間に佐賀にいるのは凄いことであるはずが、乗り換えの有無で疲れはあまり変わらなかった印象です。
やはり乗り換えはアカン、この一言に尽きます。