【827】BAとBA -26- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

  昨日の日曜日は、初孫のお宮参りのため亀岡の鍬山神社へ行ってきました。紅葉の名所として有名な神社で、少し盛りは過ぎていたものの美しい景色を堪能できました。普段心にゆとりのない生活をしてるため、紅葉狩りなど久しぶりで、気持ちも高揚しました。この神社の御祭神は大国主の命で丹波の国を開いたとされていて、1300年の歴史があるそうです。初孫の成長を祈願して、気持ちの良い一日を過ごすことができました。

鍬山神社にて

■ビジネスアーキテクチャ -18-
●ビジネスアーキテクチャの情報マップ

  情報マップを作成するにあたり、次の7つのステップがあることは以前お伝えしました。

1.ケイパビリティから情報コンセプトを抽出する
2.情報コンセプトのケイパビリティに基づく関係性を特定する
3.マッチングケイパビリティから関係性を抽出する
4.情報コンセプトを定義する
5.情報コンセプトのタイプを特定する
6.情報コンセプトの使用の特定
7.情報マップを検証する

  ステップ1.で「情報コンセプト」を抽出するわけですが、「情報コンセプト」については前回、「ビジネス・オブジェクト」同士の関係性を現すものが「情報コンセプト」となると説明しました。ビジネス・オブジェクトはビジネスを遂行する上で存在する”要素”のことですが、もう少し解りやすく言うとビジネスの能力、機能、タスクなどのことになります。ということで、まずは「ケイパビリティ・マップ」を参考にオブジェクト同士の関係性を明らかにする作業から始めます。

  例えば「契約管理」というレベル1のケイパビリティがあると、そのコンセプトは「契約」ということになります。また「契約管理」の下にレベル2の「支払管理」というケイパビリティがあるとすると、そのコンセプトは「支払」ということになります。さらにレベルを落とすと「契約先管理」というケイパビリティがあり、そのコンセプトは「契約先」となりその下位に「契約先連絡情報管理」があれば、そのコンセプトは「住所、担当者電話番号、担当者eメールアドレス」等となります。このように上位レベルの」ケイパビリティのコンセプトは抽象的ですが、下位レベルになると具体的なコンセプトが紐づくことになります。

  続いてステップ2.では抽出した情報コンセプト同士の関係性を特定することになります。具体的に言うと先ほどの「契約管理」ケイパビリティの下位レベルに「契約提出管理」があると、コンセプトとして「契約提出」が存在することになります。当然ですが「契約提出」コンセプトは「契約」コンセプトと関連し、その下位に位置付けられることになります。当たり前のことのようですが、ケイパビリティの階層構造と別に情報コンセプトの階層を明確にする必要があります。

  また情報コンセプト間の関係は、「契約コンセプト」が下位レベルの「重要事項説明コンセプト」と関係があれば、「重要事項説明コンセプト」は「コンプライアンス・ケイパビリティ」の下位にある「遵法コンセプト」とも関係があるというように、複数のドメインが異なる情報コンセプトと関係することがあり、その関係は情報ケイパビリティ・マップの構築に欠かせないものです。またこうすることで情報コンセプト間のビジネス関係を明確にすることができます。

 

 

  次回も情報コンセプトについて掘り下げることにします。