【822】BAとBA -22- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

  素晴らしい陽気に恵まれた今朝の日本列島ですが、キットPMは早朝の新幹線で東京へ移動中で、車窓からの眺めも気持ちのいい景色となっています。さて、早いもので来週には11月に突入してしまいます。それから4週間で師走がやってきてクリスマスから大晦日、お正月と平成最後の年末年始がすぐそこまでやってきています。いやはや誠に慌ただしいものです。個人的にもいろいろと変化がある今年の締めくくりとなり、少し気を引き締めているところです。

 


  

■ビジネスアーキテクチャ -13-

●ビジネスアーキテクチャ情報マップ

 

  前回まで「ビジネスアークテクチャのドメインの関係」と題して、10個のビジネス・ドメイン(要素)のマッピング(モデル化)と、ドメイン同士の相互関係について考えていきました。まぁ、ドメインそれぞれが影響しあって存在するために、一つのドメインのある機能を変更すると、関係する他のドメインにも変更の影響が及ぶので、そのドメインのチェンジも検討する必要があるということと、そのため各ドメインを行ったり来たりしながらアーキテクチャを組み立てる必要があるということを覚えていてください。

 

  本来であれば、ビジネスアーキテクチャの10個のドメイン全てについてそのマッピングをご紹介すべきなのですが、時間的に難しいのでもう一つ「情報マッピング」をご紹介します。やはり我々ITに関係してきたものにとって、ビジネスアーキテクチャが”情報”をどのように捉えているかは気になるところです。

  

  ではビジネスアーキテクチャが考える”情報”について明らかにする前に、なぜ”情報”が大きな意味を持つのか少し考えてみましょう。まずどなたも異論はないと思いますが、以前に比べビジネス環境(ビジネス・エコ・システム)の変化がとんでもなく早くかつ複雑になっているということがあります。この状況を的確に捉え組織とその活動をフィットさせるためには、”情報”を知り、加工し、そこから対策を考えることがビジネスで有利な立場に立つための源泉となっています。

 

  そういう意味ではビジネス活動によって取得、生成する”情報”とそこから導き出される”知識”は組織にとって重要な”資産”でもあります。さらにビジネスのチェンジを実践するイノベーションは、正しい”情報”をトリガーに開始されます。またこれらの情報はITにより蓄えられ、処理され、意味のある知識に変換されます。先に述べたように、情報”量”の増加と構造の複雑化によりITシステムもまたデータ構造が複雑化し、処理方法が高度化しています。したがって、このような情報環境の変化に対応する新しい方法が求められているため、ビジネスアーキテクチャではビジネス・ドメインとして”情報”を捉え、他のドメインとのクロスマッピングにより、その活用をよりビジネスにフィットさせようと考えています。

 

  まぁ言うまでもないのですが、現代のビジネスでは情報の取得とそれをどのように扱うかですべてが成り立っているといっても大げさではありません。ですから”情報”にフォーカスしてビジネスを組み立てるのは当たり前ということになります。

 

 

  ”情報マッピング”について次回も更に突っ込んでいくことにします。