この週末の上天気から一転、今朝はどんよりとした曇り空となったここ北摂地方です。週のスタートとしてはイマイチですが、10月最後の週でもあり、11月開始の週ですから、今年の締めくくりをいい形にするためにもうひと頑張りと心を引き締めるキットPMです。
事情があって先日初めてインフルエンザの予防接種をしてきました。いつもお世話になっている地域の中規模病院で診察を受けた際に、主治医から「厚生省はワクチンは充分あるといっているけど、ウチの病院には割り当てがないので一般の医院で接種してください」と言われ、近くの内科クリニックに行ってきました。もしかしたら、ワクチンの生産が間に合っていない可能性もあるので、早めの接種が良いかもしれませんね。 今週から気温もグッと下がっていよいよ秋も深まり、冬の足音も聞こえてきました。皆さんも風邪などお召しになりませぬようご自愛ください。
カンナの葉
■ビジネスアーキテクチャ -14-
●ビジネスアーキテクチャ情報マップ2
ビジネスアーキテクチャの10個のドメインの内、「情報マッピング」について考えています。現在のビジネスにおいて「情報」の重要さについて前回考えましたが、ビジネス・シーンにおける「情報」をアーキテクチャ的にどうとらえるかもう少し説明します。
まず「ビジネス情報」のモデルを次のように定義しています。
データは世の中で起きている事実を何らかの形で蓄えたもので、その原始データを解釈し利用可能にする「意味付け」を施したものが「情報」となります。さらに「情報」から価値を造り出す「知識」へ変化し、知識の積み重ねが「知恵」を構成しビジネスの発展に寄与することになります。このモデルから分かるように情報マッピングでは、「情報」を「知識」に変換し、さらに「知恵」に昇華すると考えるため、このピラミッドの各レイヤ間の変換に重点を置いています。
また、情報マッピングはビジネスケイパビリテマップと戦略マップとイニシアチブマップとクロスマッピングすることでより精度を得ることができます。
具体的な「情報マッピング」は次の7つのステップで実施します。ビジネスアーキテクトはこの7つのステップを徹底的に適用することで、実行可能な情報マップを作成することができます。
1.ケイパビリティ(組織が持つ機能)マップから情報コンセプトを抽出する
2.情報コンセプトのケイパビリティに基づく関係性を特定する
3.マッチング・ケイパビリティから関係性を抽出する
4.情報コンセプトを定義する
5.情報コンセプトのタイプを特定する
6.情報コンセプトの使用方法を識別する
7.情報マップを検証する
簡単に説明してみましょう。情報コンセプトはどのケイパビリティを通してどのような情報が発生し、それが別のケイパビリティとどのように関係するかを示すものかを理解して、情報の在り方を構想するものだとキットPMは考えています。そのため、ステップ1~3でマッチング・ケイパビリティを通して、他のドメインと情報の関係性を明らかにし情報コンセプトを確立した上で、ステップ5~7で情報マップを作成します。
情報マッピングはモデル化したビジネスから実際のオペレーションに落とし込むための「イニシアチブ(プロジェクト)」の計画と実行に深く関わるものですから、かなり詳細な検討が必要となります。その詳細についてはここでは述べませんが、上記7つのステプを確実に実行することが必要となります。
次回はその「イニシアチブ・マッピング」について考えていくことにします。

