【808】BAとBA -8- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

8月も最終週となってしまいました。最近はやりの言い方をすると「平成最後の8月の終わり」とでもなるのでしょうか。とはいいつつ今日も猛暑は続いていて、早朝から汗だくのスタートとなりました。ということで、今日は梅田のグランフロントのエアコンばっちりのナレッジサロンに来て資料作りに精を出していましたが、ふと今日がこのブログの更新日だったことに気づき、今あわててブログを書いているところです。

朝の散歩コースで。
 

■ビジネスアーキテクチャ -3-

 

  ビジネスアーキテクチャについて考えています。前回はビジネスアーキテクチャが言うコア・ドメインと拡張ドメインについてご紹介しました。

 

  ドメインというのは、ビジネスを取り巻く要素のことになります。コア・ドメインには「能力(Capability)」「情報(Infomation)」「価値創造(Value Strems)」「組織(Organization)」がありました。これらはビジネス要素の中では大きな変化をすることはなく、比較的安定している要素となります。逆に考えると、これらのコア・ドメインになんらかの変化を起こそうとすると、それには大きなコストと労力が必要となるということになります。

 

  また拡張ドメインには、「利害関係者(Stakeholders)」「理念、戦略と戦術(Vision,Strategies & Tactics)」「構想計画とプロジェクト(Initiatives & Projects)」「方針、ルール、規則(Policies,Rules,Regulations)」「製品とサービス(Products & Services)」「指標と対策(Metrics & Measures)」があります。これらは静的なコア・ドメインに比べビジネス環境により変化する動的なドメインと言うことができます。

 

  ビジネスアーキテクチャはこの個々のドメインについて現状とモデル化(抽象化)して表すことで、ビジネス環境(エコ・システム)全体を可視化します。作成したモデルをビジネスに関わる人が共有することで、ビジネスの状況を共通認識として理解することが可能になります。さらに、可視化されたモデル、これをブループリント(青写真)とよびますが、これを分析することにより正しい「改革(チェンジ)」の方向性と優先順位を付けることができ、”チェンジ”がなされたときに、ビジネス・エコ・システムがどのように変化し、組織にどう影響を及ぼすかを見るこTができるようになります。

 

  上記のような流れでビジネスアーキテクチャの活動を展開していくのですが、最初のとっかかりとなるのは前回説明した「戦略のモデル化」となります。次に行うのがコア・ドメインである「能力(Capability)」のモデル化です。ビジネスアーキテクチャではこのケイパビリティのモデル化が重要な作業と位置付けられています。では気パビリティと何なのでしょうか。

 

  ビジネス・ケイパビリティは「ビジネスが何をするかを定義するもの」で、「特定の目的または結果を達成するために企業が所有または交換できる特定の能力(ability)またはキャパシティ(capacity)」となります。したがって、ケイパビリティは「何のために」や「いつ」「どこで」「どのように」については関心がなく、「何が行われるか」にフォーカスしています。

 

  

  お分かりいただけたでしょうか?少しややこしいですが、次回から具体的にどのようにモデル化するのかについて、踏み込んでいくことにします。