【807】BAとBA -7- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

朝は晴れ上がった夏空となっていますが、台風のせいか風が強くなにやら不穏な雰囲気の北摂地方です。天気予報によると午後から台風の接近によって大雨と強風の荒れた天候となるようです。大きな被害が出なければいいのですが、危険を感じたら早めの避難を心掛けましょう。

 

 

 

■ビジネスアーキテクチャ -2-

  

  さて今回からビジネスアーキテクチャの実行プロセスについて考えて行きます。

 

  まず、ビジネスアーキテクチャを構築するための基本となる10個の項目があります。これをビジネスドメインと呼んでいますが、ビジネス環境の基盤となる”Capability””Infomation””Value Strems””Organization”の4個のコア・ドメインと、状況によって変化する”Stakeholders””Vision,Strategies & Tactics””Initiatives & Projects””Policies,Rules,Regulations””Products & Services””Metrics & Measures”の6個の拡張ドメインがあります。これらのドメインは互いに関連して影響しながら、ビジネス・エコ・システムを構成しています。

 

  ビジネスアーキテクチャはこれらのドメインを様々なテクニックを通して可視化(モデル化)します。手順としては「ビジネス戦略のマッピング」から実施するのが一般的です。採用しているもしくは採用しようとしている戦略をモデルとして表現します。モデル化には一般に用意されている様々なフレームワークを使用します。最近では”Business Model Canvas”がよく使われるアイテムです。

 

  戦略をモデル化するときに大切なのは、そのモデルの正当性を担保することです。そのため戦略モデルの実行過程と結果のシミュレーションを検証することが必要となります。具体的には、ステークホルダーにとって必要な価値をもたらす結果とは何か、その結果を得るために必要なケイパビリティ(機能)は何か、このケイパビリティを運用するために必要なリソース(組織、人、資金、知識)は何か、マーケットにおけるコンペチターや顧客の行動は何かの4点について検証します。

 

 

  戦略マッピングの次に行うのは”Capabilityマッピング”です。次回はビジネスアーキテクチャのコアともいうべきケイパビリティマッピングについて考え行くことにします。