昨日は8月最後の日曜日でした。夏も終わりに近づいて待望の秋がもうそこまで来ていますが、やはりちょっと寂しい気がするのも毎年のことです。
今日はいつものシリーズをちょっとお休みして、キットPMが昨日参加したイベントについてちょっと書いてみます。
昨日は富士山のすそ野にある御殿場で一日をすごしました。午前中は曇り空だったのですが、ときおり雲が切れて最後の夏の日差しが差し込み、ジリジリと両腕が赤く灼け、今日はかゆくてたまりません。こんな状態になったのは何年振りになるでしょうか。
さて参加したイベントは、陸上自衛隊が毎年開催している「総合火力演習」というものです。略して「総火演」と呼びます。
チケットは申し込んで抽選となるのですが結構な倍率だそうで、初のエントリーだったので当選するはずはないと思っていたのですが、思いがけず当選してしまいました。
この催しは、陸自が持っている装備品(戦車などの武器のことです)を実際に実弾を使って演習するもので、約3万人ほどの人が見学します。その内容は例えば こちら をご覧ください。
ここでは総火演の内容には触れずに、このブログらしく運営面での気づきについて少し考察してみることにします。
約3万人の観客が参加する総火演ですが、年に一回しか行われなく交通インフラもあまりない田舎っですので、移動との闘いといってもいいほどの混雑と、待ち時間の多さでした。
しかしながらそのような悪条件にもかかわらず、イベントの運営はかなりスムーズだったように思えました。それは陸自だけでなく、民間のバス会社や鉄道会社、タクシー会社に加え、地元の人たちの協力体制があればこそなのでしょう。
それにしても目立ったのは、自衛隊員の観客に対する丁寧さや、役割分担の上自己の責任を果たすという厳格な規律が見て取れたところです。そもそも軍隊(あえて言います)は社会の中で最高に合理的な組織でなければならないわけです。でないと戦争に負けてしまいます。そういう意味では現場の隊員たちの職務に徹した行動は、すばらしいものがありました。
で、ふと疑問に思ったのはこのような外部を巻き込んだイベントを行うとき、自衛隊ではどのような組織が企画、計画を行うのかということです。1ヶ月ほど続く演習の多くは、本来的な意味で陸自の富士学校が執り行うのですが、一般公開の分部は「陸上幕僚監部」が主催するようです。
では「陸上幕僚監部」とはどのような組織なのでしょう。ウィキペディアには「防衛警備計画の立案や部隊等の管理運営の調整等を掌る」とあります。
なるほど、計画と管理運営の調整ですからまんまPMやPMOの仕事といい芽0次が重なります。ということは自衛隊の幕僚監部(陸自、海自、空自、統合の4つがあります)には、プロジェクトマネジメントのプロが沢山いるということでしょか。多分そうなのでしょう。
どのような思想と方針でプロジェクトマネジメントを実施しているのか、非常に気になるところです。ちょっとググってみました。
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/abekkan/2013/08/post-a3b6.html
ここには、
陸上自衛隊では戦場での意思決定の際にMETTを判断基準の指針としている。
- Mission:自分の部隊の使命、任務は何か
- Enemy:敵はどのように動くか
- Terrain:戦場の地形はどうなっているか
- Time:利用可能な時間はどれだけあるか
これらの視点を押さえると戦況推移が読めるようになる。
とあります。なるほど、面白そうです。いつかの機会にこのテーマを掘り下げてみようと思います。
では今回はこれまで。次回は元のテーマに戻って、働き方改革のための効率について、掘り下げて行くことにします。ご期待ください。



