【588】プロジェクトをデザインする -10- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

いもので、明日から5月も後半です。熊本は最初の地震発生から1ヶ月以上たちましたが、まだまだ落ち着きを取り戻すところまで行っていないようです。これから梅雨入りすると、衛生面などが不安になりますが、せめて安心できる生活を一日でも早く取り戻せたらと思います。
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夕闇のランドマークタワー
「プロジェクトをデザインする」というテーマでお送りしています。前回はプロジェクトのデザインの上で重要な要素となる”リスク”がどういう構造になるのかについて考えました。
  プロジェクトのデザインが影響するリスクがあり、その逆に見込まれるリスクを避けるためのプロジェクトデザインをというものがあります。

  このようにリスクマネジメントのために、リスクの構造を分析しリスクの特性を把握する必要があります。これもプロジェクトのデザインには欠かせないことです。



てプロジェクトのデザインで重要な要素として上げた「プロジェクトの構造」についてもう少し分解してみたいと思います。プロジェクトの構造にもいくつかの要素があります。

  一つはこのシリーズでも以前取り上げた”プログラム”の一員としてのプロジェクトです。最近ではプロジェクトが単独で実施されることは少なく、一つの戦略目的を実現するために、複数のプロジェクトが前後して、あるいは並行して実施されます。このとき、他のプロジェクトとの関係性をきちんと把握するのは当たり前とはいえ、見過ごしがちですから気を付けることが必要です。

  もう一つは、どのようなプロジェクトの進め方をするのかということです。最近IT関係のプロジェクトでは、ご存知のように幾つかのプロジェクト実施手法が存在しています。

  従来型のウォーターフォール(WF)と呼ばれる開発手法、リーンと呼ばれるバッファマネジメント型手法、それからアジャイルと呼ばれる手法です。また、WFとアジャイルのハイブリット型も存在します。他には、プロトタイピングやスパイラル手法などもあります。



は言えここで重要なのは、手法の優劣を問うことではなく、プロジェクト開始前のプロジェクトデザイン時にどのような理由で、どの手法を取るのかその方針を明確に説明することです。

  プロジェクトはこの方針に従って、プロジェクト全体をデザインすることになります。これを決めることで、プロジェクトマネジメントに関する知識レベル、体制、スコープ、アウトプット、コストなどの計画に大きな影響が出てきます。というより、ここを決めないと、他も決まらないと言った方がいいでしょう。

  

た、フェーズ分割という考え方もあります。プロジェクト全体を一つのフェーズとして見る考え方ではなく、幾つかのフェーズに分割してマネジメントするという考え方です。

  プロジェクトのリスクは、プロジェクト開始時点より後工程に行けば行くほど明確になってきます。そのため、スタート時点で考え付かなかったリスクの発生を少しでも抑えるためにフェーズを分割し、先行するフェーズから後フェーズに移行する際、明らかになった情報をもとに計画を見直すというやり方です。

  最近のITプロジェクトでは一般的になりつつある手法ですが、これもまたいろいろな課題を持っています。



回もさらに考えを進めて行くことにします。