今月の仕事は今日で終わりです。明日からは大型連休が始めります。ちょっとウキウキしますが、熊本のことを考えると浮かれてばかりいられません。が、かと言ってやたらと自粛するなどどいうのも、あまり意味があることでは無いようです。
東日本震災のときも経験しましたが、直接被災していない人はできるだけ普通の生活をし、消費することで、被災地の復旧に役に立つということをもう一度確認したいものです。
梅田のナレッジサロンにある、草間彌生さんのリトグラフ。
プロジェクトを開始するための準備作業で重要となる、プロジェクトを正しく、明確にデザインすることについて考えています。
プレ・プロジェクトでは様々な議論を行い、プロジェクト立上げに必要な資料を作成します。そして最終的にプロジェクトスポンサーやステアリングコミッティからGoサインをもらいます。
その時意思決定者に、いかに正確かつ的確に、プロジェクトに取り組んで行こうとしているか、理解してもらうことが重要になります。
このとき、知っておく必要があるのは、いくら資料と言葉で説明しても、どうしても通じない部分が残ってしまうということです。
コミュニケーションの問題はどうしても発生するものですが、それを何とか克服するために知恵を絞るのも、PMの仕事です。
今回のように、ある意味高いレベルでのデザインの内容とポイントを、誰かに上手に伝えるための手段として、ストーリーで語るという方法があります。
ストーリーというのはもちろん「物語」のことですが、データや文章だけで何かを説明するよりも、文章や写真あるいは動画を使い「モノ語る」ことで、遥かに理解してもらうことができるようになります。
もちろんそのためには、上質なストーリーを作るというスキルが必要となりますが、何も大げさに考えることはありません。
やりたいことのイメージが明確になっていて、幾つかのポイントさえ押さえればそんなに難しいことではないと思います。
第一のポイントは、物語を語る視点を一人の登場人物に固定するということです。
その上で、伝えたいポイントだけを短く、簡潔に表現するように意識します。これが第二のポイントです。
三つ目のポイントは、伝えたい内容が複雑で単独視点だけでは上手く伝わらないときには、もう一つの別の視点での物語を作ります。この二つの物語がうまく交差するようにすると、とても説得力のあるストーリーとなります。
次回は、具体的なストーリーテリングについて、考えを進めて行くことにします。
