4月も最終週となりました。この週末から大型連休が始まりますが、皆さん連休の予定はもうお決まりでしょうか。今年は10連休という企業も多いようです。行楽地は沢山の人出で賑わいそうですが、熊本の被災地にボランティアに行くという方も、いらっしゃることと思います。どうぞお気をつけて、被災された方を元気づけてください。
季節はツツジに
プロジェクトのあり方をどう考えるかということは、プロジェクトの成功にとってとても重要なことです。「プロジェクトはそのスタート前に成功の50%が決まる」というのはキットPMの持論ですが、これはこのブログで何度も繰り返し言っている「プレ・プロジェクト」をしっかりやりましょうということと、同じ意味になります。
これまでプレ・プロジェクト、つまりプロジェクト開始前の準備段階では、その目的と目標を組織の戦略と整合させ明確に語ること、そしてそれを実現するための方針を探ること、実施可能な体制を整えることを行うとお伝えしてきました。
今回はこの「方針を探る」という作業の内容を詳しく考えてみようというわけです。方針を考えるということは、プロジェクトのスタートから終結までのあり方を考えるということです。
もちろんこの方針は、プロジェクトの目的を最も効率良く達成することを前提とするものです。
例えば前人未踏の高い山の山頂に立つことが、プロジェクトの目的だとすると、どの山をターゲットとするか、どのルートを選択するか、季節はいつにするか、メンバーは、装備は、などなど考えないといけないことが沢山あります。
また、準備作業のための資金獲得や、成功後の活動内容などプロジェクト開始から終結、そして評価に至るまでの姿を、明確にイメージすることが必要になります。そうしないと、計画に落とし込むことができません。
このように、プロジェクトマネジメントにおいてもプロジェクトの「すがた」「かたち」をデザインするということが必要になります。
なぜならこのデザインを明確にすることで、初めて必要なステークホルダーとプロジェクトの内容を共有することができるからです。
これまで、この説明をするためのツールとして以下のドキュメントの必要性をご紹介してきました。
① プロジェクト憲章暫定版(目的を始めとするプロジェクト概要
② BA(ビジネスアナリシス)アウトプット
③ タスクネットワークダイアグラム暫定版とWBS暫定版
などです。
でもこれらの資料をいくら揃えても、PMの想いを正しく伝えることは難しいものです。どうしても誤解や、思い違いが発生してしまうことが良くあります。
ではどうしたらこれを防ぐことができるのでしょうか。次回考えを進めて行こうと思います。
