【560】プレ・プロジェクト再び -9- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

週はまた冷え込みが厳しくなり、先週の春のような季節からまた冬に戻ったようです。とは言うものの今日は「立春」、一年で一番寒い日ですが春の始まりでもあります。春は着実に近づいているはずです。
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豆まき~
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MBOK®で規定されている、”立上げ””計画””実施””監視””終結”の5つのプロジェクトプロセスですが、キットPMは立上げプロセスの前にプレ・プロジェクトプロセスの必要性を、10年ほど前から提案しています。

  前回までプレ・プロジェクトプロセスの必要性とそのタスクについて考えてきました。今回はプレ・プロジェクトプロセスで作り出した成果物を、どのように次のプロセスである”立上げ”プロセスに繋いで行くかを考えてみたいと思います。

  その前に”立上げ”プロセスとはどのような作業をするプロセスなのでしょうか。立上げプロセスはプロジェクトをスタートするためのプロセスです。PMBOK®にはこのプロセスで実施する作業を次のように定めています。

  ・プロジェクト憲章作成
  ・プロジェクトスコープ記述書(暫定版)作成
  ・ステークホルダー特定


  「プロジェクト憲章」とは、このプロジェクトの目的は何なのか、なぜ実行されなければならないのか、どのように実行していつまでに終わらせないといけないのかなどのプロジェクトの基本事項を記述した文書です。

  「スコープ記述書」は、プロジェクトの目的を達成するために実施すべき作業の範囲を示すものです。ここでは”暫定版”となっていますが、プロジェクト憲章を作成する時点ではまだ確定できない場合があるからです。次の”計画”プロセスで最終版を作成します。

  「ステークホルダー特定」とは、プロジェクトに関わる全ての利害関係者を一覧化することです。この一覧表は”計画”プロセスで行う「ステークホルダーマネジメント」の台帳となります。



ってプレ・プロジェクトの役割は、立上げプロセスで実施する上記作業に対して、適切な情報を提供することになります。

  キットPMは、プレ・プロジェクトで「プロジェクト憲章(暫定版)」を作成することを推奨しています。プロジェクト憲章は各組織、企業で一定のフォームを用意されると思いますが、そのフォームを使いプレ・プロジェクトで生成した情報をうめこんで行きます。

  こうすると立上げプロセスでの作業もやり易くなります。立上げプロセスではプロジェクト憲章の記述内容の精緻化を図る作業を実施することになります。

  また、スコープ記述書とステークホルダー一覧表もプロジェクト憲章のフォーム一体化しておくと、後々作業がしやすくなります。



回はキットPMが使っている「プロジェクト憲章」の目次をご紹介し、プレ・プロジェクトの作業結果がどのように表現されるかについて、考えて行きます。