モダンプロジェクトマネジメント導入の壁 -6- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

のような天気が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。それにしても暑いですね。この陽気の中、近頃キットPMは結構忙しくてなんやかやとバタバタしています。貧乏暇なしといったところでしょうか。

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て今回は、キットPMが考えるモダン・プロジェクトマネジメントの成熟度モデルについて、ご説明しようと思います。が、その前にモダン・プロジェクトマネジメントを実施するために必要な要素について、ちょっと考えてみましょう。

  前回は、CMMIが提唱するプロジェクトマネジメントの成熟度について、簡単にご紹介しましたが、これはあくまでも単体のプロジェクトのマネジメントプロセスの在り方にフォーカスしたものです。

  ところが、プロジェクトマネジメントを導入し、運用していくためにはマネジメントプロセスだけではなく、組織と役割についても同じようにフォーカスすることが重要になります。



ットPMが考える、モダン・プロジェクトマネジメントを運用し続けるために重要な、3つの要素機能があります。

  まず第一に、ちゃんとプロジェクトマネジメントするために必要な環境があることです。

  ここで言う環境とは、適切に企業の状況にフィットした具体的なマネジメントのガイドラインと手法が規定されていて、それが組織内に公認、周知されているという状況にあるということです。
  また、そこで決められたガイドラインを活用できるスキルを身に付けた、PMが存在することも重要です。この2つの条件がそろって初めて、プロジェクトマネジメント実施の「環境」が整っていると言えるでしょう。



に、プロジェクトを一つの人格として見て管理をする機能が、どうしても必要となります。すなわち、PMOの存在の有無です。

  これには2つの理由があります。一つは、プロジェクトは終了すると解散してなくなってしまう、一時的な存在であるということです。

  プロジェクトで作り上げた成果や、プロジェクト実施中に得た知見や経験などは、組織の大事な資産です。この資産を適切に管理し、次のプロジェクトに活かす仕組みはどうしても必要です。そうでないと、マネジメントの進化を期待することはできません。



う一つは、共通する最終目的のために存在する複数のプロジェクトを、ちゃんと管理する必要があります。これが「プログラム」管理です。
  
  ある経営目的を達成するために、複数のプロジェクトの成果を統合することが必要な場合があります。
  例えば、新しい人事評価システムを導入することで、評価の公平性と透明性を上げることで、業務効率を向上するという経営目的があるとき、制度をどう変えるべきか、変えた制度をどうITシステム化するか、新制度に合わせた社員教育をどう変えるのかなどなど、役割も担当者も異なる複数のプロジェクトが連携して実施されることが必要となります。

  このように、プロジェクト群を管理するのはPMOの役割となります。



後は、組織の現状と問題を分析し、何が今ソリューションとして求められているかを明らかにする「ビジネスアナリシス」の活動です。

  現在の高度な技術要素と複雑化したビジネスプロセスや、変化の速いビジネス環境で実施するプロジェクトは、それがもたらす結果に、経営からの大きな期待がかけられ、果たすべき責任もまた重大です。

  つまり、プロジェクトはその実施において、経営が示す目的や産出するソリューションの意味を正しく理解し、目的に合致する成果を生み出すことが求められることになります。

  そのために、プロジェクトに正しい情報をインプットする役割が「ビジネスアナリシス」となります。

  また「ビジネスアナリシス」は、見方を変えるとプロジェクトへの積極的な経営者の参加を促すための役割を持っていることになります。

  何れにしても、とても重要な要素となります。



回は、これら3つの要素がどの様に関連しながら推移することで、マネジメントプロセスが成熟していくのかを考えて行きます。