プロジェクトの火消し作業 -4- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

国的に寒い真冬の気候となっている今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

  師走の慌ただしさに総選挙も加わり、気ぜわしいの二乗となっています。各党がそれぞれの政策を掲げていますが、まずは経済を良くして欲しいと切に望みます。経済が良くなるとは、望む人は就職できて、給料が上がり、明日は今日より良くなるという漠然とした希望が持ている社会になるということです。

  よく考えて投票所へ向かいたいものです

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IT業界では、プロジェクトでトラブルが発生し、プロジェクトの運営に大きな支障を来すことを「プロジェクトの炎上」などと呼んでいます。したがってこの燃え盛る炎を消し、プロジェクトを再建することをプロジェクトの火消しと言います。

  江戸時代の火消しの在り方はもっぱら破壊消防といって、燃えている建物の周りにある燃えていない建物を取り壊して、延焼を防ぐと言ったものでした。とても手桶や龍吐水といった手押しポンプで消火できるものではなかったからです。

  ですから、一旦火事になるとその被害は甚大になるので、どう火を消すかより火を出さないことに重点が置かれていたのはうなずけます。




代のプロジェクトでもトラブル対処の考え方は、江戸時代の火消しと同じです。

  まず第一に、火を出さないための行動があり、次に初期消火で火事の拡大を防ぐための備えを行い、一旦火が着くと延焼を防ぐために犠牲にするものを決め切り捨てて行くことになります。

  つまり、リスクマネジメントを正しく行い、トラブルの発生を早期にとらえ、その影響が拡大するまえに解決し、万一拡大した時にはプロジェクトが果たす範囲や役割を見直して、再構築を行うということです。最悪の場合には、プロジェクトの中止もあり得るのです。




ットPMが「火消し」としてクライアントのプロジェクトに参加するタイミングは、火災の最後のフェーズになることが多いわけですが、そのため前回、プロジェクトに要求されるものが何かを明らかにすることが、どんなに重要か考えたわけです。

  これを明確にすると、トラブル対策で取り得る手段の幅が広がります。例えば、いくつかあるプロジェクトの目的のうち、組織にとってより重要なものは何かを判断したり、完了タイミングをずらしても大丈夫なものはどれかを見極めたりすることができるようになります。




だし本質的な問題として、実施中のプロジェクトのプロファイルが明確にされた「プロジェクト憲章」が完備されていることが少ないということです。

  そのために、火消し作業では火消しの前にプロジェクトの実態を理解することから始めないといけないわけです。しかも、使える時間は多くありません。如何に短時間で実態に迫ることができるかが、火消しの腕の見せ所となります。

  次回もさらに、火消しについての考えを進めて行きます。