秋晴れの良い天気が続いていましたが、夜に一雨降ったようです。でも今は晴れて来ていて、寒くなるようです。
昨日、おとといと近所の神社の秋祭り(3年に1回の例大祭)が行われていました。写真は子供布団太鼓です。
有名なお祭りは全国に沢山ありますが、うちの地域のように小さなお祭りでも、その地域に住む人たちの気持ちが込められていて楽しいものです。
プロジェクトを行う上で必要となる、ネゴシエーション(交渉)について考えています。
前回、交渉は当事者双方が譲歩をすることで合意することの、危うさについて考えました。なぜなら、譲歩するということは我慢をするということですから、対立の根本的な対処とはならないからですね。逆に、感情のしこりとなることもあり、後々更に問題が拡大することもあります。
ただし、時と場合によっては双方が満足できるWin-Winの解決ではなく、対処療法的な解決も有効な場合があると述べました。ここに疑問を持った方もいらっしゃるかと思いますので、少し掘り下げてみたいと思います。
では、どのような時と場合が対処療法をよしとするのでしょうか。まず、目の当たりにある対立を解消するよりも優先されることがある場合です。
プロジェクトの場合でもそうですが、普通交渉を必要とする課題は同時に複数存在しますし、それぞれの問題が関連し合っていることも珍しくありません。
当然そこには、解決の優先順位が存在することになり、優先が低い(解決に緊急性がない)ものは後回しにすることになります。
また同じ課題を解消する場合でも、組織構造によっては重層的な交渉が必要となります。PMがある問題に対処しようとするとき、プロジェクトチームだけではなく、複数の上位管理者や外部の関係者と個別に調整することが必要となることがあります。ここにも優先順位が存在することになります。
もう一つの大きな要素として、時間があります。プロジェクトであれば、解決するまでにプロジェクトが終わってしまうなど、時間の経過によって問題が問題でなくなることがあります。また、プロジェクトの終了間際で、プロジェクト完了に大きな影響がなければ無視する場合もあります。
最後に、根本課題の解消が様々な理由で容易ではない場合もそうです。極端な例ですが、組織の方針を大きく変えないと、問題が解消できない場合などになります。
もちろん、いつの場合にも根本的な解決を行うことが望ましいのjは言うまでもありませんが、状況によって最適な判断と行動が必要になるということになります。
では双方が満足する交渉の在り方とはどういうものでしょうか。前回のお小遣いの例で考えてみましょう。
値上げを要求する子供と、子供の要求に理解を示しながらも、教育的な意味で安易な値上げをためらっているお母さんの交渉です。
子供は小学高学年となり、友達との付き合いも広がり、なにかとお金が必要になってきたのが、要求の動機です。一方お母さんはその必要性をある程度理解しながらも、簡単にお金を渡すことで子供が安易に使ってしまうようにならないかと心配しています。
このときのそれぞれの対立は明確です。では次に、双方が望む結果とは何にか、つまり対立する二人が実現すべき共通の目的は何かということを考えます。
この交渉で一番難しい部分がここになると思います。お母さんは自分の心配な気持ちをちゃんと説明して、子供に理解させることができるか。子供は、自分がいかに責任を持ってお金を使えるかを説明しなければなりません。
次回もさらに続きます。
