問題解決へのアプローチ -9- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

風の影響か、昨夜は結構な雨となりましたが今朝は曇りから晴れに変わっています。湿った南風のせいで気温も上がり蒸し暑くなってきました、秋風が恋しいものです。
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ロジェクトにおける問題解決の方法について考えています。

  前回、発生している問題を整理しモデル化しました、いかがでしたでしょうか。問題の根本原因を明らかにし、それを対立するWantsの衝突として捉えることで、問題自体の本質を明確にすることができます。

  実はここまでが準備で、ここからが問題解決の本番となります。いよいよ問題を解決するためのアイデアをひねり出すわけですが、考えを進める上でいくつか前提条件があります。

  1.解決のアイデアは、対立する2つのWantsの双方を
    満足しないといけない
  2.アイデアは対立するWantsの譲歩を前提としては
    いけない
  3.
アイデアを実行できる可能性があることが必要

  この条件をクリアすることがWin-Winの解決策の前提となります。結構大変なことのように思えますが、確かに大変です。でもいくつかのヒントを元に思考を深めることによって、必ずアイデアは見つかります。そしてそれを信じて、解決できるまで思考を止めないことが重要になります。




は例によって具体的に見ていくことにします。前回の例で考えてみましょう。次のような命題でした。

           ↙ M ← A
       X ←       ≠
           ↖ N ← B
対立)
  
A.
プロジェクトとして評価制度を改める必要がある
   B.会社として評価制度を安易に変えることはできない


プロセス)
  M.プロジェクトに最適化した
評価制度を作る
  N.既存の評価制度を変えることなく、
   プロジェクトメンバーを正しく
評価する

ゴール)
  X.
プロジェクト間の無駄な競争を止め、
    協力し合うことで全体としての
プロジェクトの効率を上げる




の対立を解消し、双方を満足する策を考えます。でもいきなり考えると言っても、取っ掛かりがないとどこから手を付ければいいのかわかりません。
  キットPMがしばしば使うのは、問題が発生する状況を構成する要素を変化させることで、何かのひらめきを得るというやり方です。

  変化させる要素とは「時間」「量」「空間」「距離」「頻度」などでくくられる、問題を構成する要素のことです。

  上記例の問題要素を分解してみます。そうすると、「全社統一評価制度」「プロジェクト」「通常業務」「評価する人」「評価される人」などがあることに気づきます。




ず、「全社統一評価制度」に注目し、人事評価制度という規則を固定的で絶対と見ることを止めてみます。
  ただし、人事評価制度そのものを再構築することは時間的に、コスト的に難しいという制約がありますので、既存の評価制度を再構築っするという選択はこの時点ではありません。(別途、時間をかけて検討するということはあり得るかもしれませんが、このプロジェクトからみた視点ではないということです)

  次に「プロジェクト」という要素について考えると、「会社の業務としては重要であるが頻度が高いわけではない」が導き出されたとします。
  であれば、まずはプロジェクトの評価の在り方と、個々のプロジェクトメンバーの評価制度の在り方の2つがあることに気が付くかと思います。




はプロジェクトとプロジェクトメンバーの評価とは何なのか、次回はこれを考えて行くことにします。