問題解決へのアプローチ -8- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

日も素晴らしい朝を迎えたここ北摂地方です。今年は秋を長く楽しめそうなので、キットPMとしては嬉しい限りです。

  白内障の手術の後なので、まだ趣味の自転車を十分には楽しめないのですが、来月にはあちらこちらポタリングする予定にしていますので、これも楽しみです。
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ロジェクトにおける問題解決の方法について考えています。

  複数の表面的な問題の原因となる「根本原因」を特定したら、その原因をもたらしている対立するWantsを探し出すことを前回述べました。

  このWantsはその要求する内容こそ対立の関係にあるわけですが、最終的に実現したいこと(しばしば、全体最適の視点で考えたもの)は共通している必要があります。

  ちょっとわかりにくいので、以下で詳しく具体的に分析していきます。




回検討の例に上げた根本原因
「社員の成績評価制度が、プロジェクト間の競争意識を拡大するプレッシャーをかけている」で考えてみましょう。

  対立しているのは、
(A)
「プロジェクトとして評価制度を改める必要がある」 vs (B)「会社として評価制度を安易に変えることはできない」でした。そして双方が目指すのは、(X)「プロジェクト間の無駄な競争を止め、協力し合うことで全体としてのプロジェクトの効率を上げる」となります。

  これをモデル化すると、以下のようになります。
            
           ↙ A
       X ←   ≠(対立)
           ↖ B

  
1.AであればXとなる
  2.または、BであればXである
  3.AとBは対立して、共存できない

     
  A,B,Xに上の文章を当てはめて読んでみてください。でもこれだけでは文章として不十分ですね。そこで、AとX、BとXの間にもそれぞれ(M)と(N)の文書を補ってみます。

  M.プロジェクトに最適化した
           評価制度を作る
  N.既存の評価制度を変えることなく、
           プロジェクトメンバーを正しく
           評価する
  
  結果として、

  X.
プロジェクト間の無駄な競争を止め、
           協力し合うことで全体としての
           プロジェクトの効率を上げる


  
それぞれの記号に文章を当てはめて、読んでみてください。
この流れだとまぁまぁ理解できる文章になったかと思います。これで、このプロジェクトのPMがおかれた状況が明確になりました。
  もう一度モデル化してみます。

           ↙ M ← A
       X ←       ≠
           ↖ N ← B




回はいよいよ、AとBの対立を解消するアイデアをどう構築するか考えて行きます。ご期待ください。