このまま秋になるとは思えませんが、今年の夏は思いのほか短いのかもしれません。まだ夏休みを取っていない方、ちょっと残念ですね。
さて、プロジェクトマネジメントの重要性を経営者が正しく理解することが、思いのほか難しいことであると前回考えました。
さらにもう一つ、大きなハードルがあります。日本の伝統的な企業文化では、マネジメントという行為は社内のマネージャが担う、神聖で侵さざるべき分野であるという普遍的な了解事項があります。
これに対してはキットPMも特に異論を挿むことはないのですが、それはラインのマネジメントや、組織マネジメントに関することであるという前提があります。
しかるべき事業部門の部長を、外部のテンポラリーなスタッフに任せるという考えは、さすがに現状ではまだ受け入れが困難であるのは、容易に理解できるところです。ただ、もう数年もすると事情が変わってくる可能性は大いにあると思いますが。
一方現状では、マネジメントの人員や能力を補う必要がある時は、外部コンサルを導入することで解決しようとすることは、それほど大きな障害ではなくなってきています。
でも、外部コンサルの利用の仕方としてはあくまでも自社マネージャのサポートや補完としての位置づけに留まっているのも事実なわけです。
本来プロジェクトマネジメントについても、自社内のリソースでこなすことができるに越したことはないと、キットPMも思います。
ただ、このブログでも何回となく言ってきたことですが、プロジェクトという明確に限定された期間と目的を持つ業務行為について、通常の業務(多くの業務は明日生き延びるためのビジネス活動を行っているわけです)のマネージャーが兼任で対応するには、いささか無理があるもしくは効率が良くないのも確かです。
その理由の一つには、マネジメントの観点や手法が通常の業務とは異なるため、マネージャーにはプロジェクト用のマネジメント知識とスキルが要求されるからです。
また、定常的にプロジェクトによる業務遂行が行われている企業の場合、専門のプロジェクトマネージャーを確保することは大きなメリットがありますが、それほど多くのプロジェクトを必要としない企業では、大きなコスト負担となるのもまた確かな事実だからです。
そこに、我々のようなプロジェクトマネジメント技術をサービスとして提供するサードパーティが存在する意味があることになります。
このような、組織的な構造の問題やその中でのプロジェクトの位置づけ、マネジメントのあり方などを、経営者がちゃんと理解することが非常に重要なポイントとなることはご理解いただけると思います。
したがってキットPMなんぞは、このような認識と知見をお持ちの経営者に出会わないと仕事を頂けないわけで、そのような機会をどうやって多く見つけるかが勝負になるのです。でも、まだまだそのような経営者が少ないためか、キットPMの努力不足のためか、チャンスにめぐり合うことに四苦八苦してることが現実です。いろいろな意味で情けないのですが。
とは言うものの、ある意味啓蒙活動を続けて行くのもキットPMの使命の一つだと考えていますので、これからもいろいろなチャンネルを通じて、プロジェクトマネジメントの必要性を丁寧に説明して行くつもりです。
もしご興味がおありの方は是非、キットPMまでアクセスしてください。お待ちしています。
