経営者とプロジェクトマネジメント -2- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

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日は台風のおかげで大荒れの天気となりました。キットPMの住んでいる近くにも避難勧告が発令されて、一時はどうなるかと思ったのですが、なんなく台風は通り過ぎて行ってくれたようです。

  皆さんの地域ではいかがでしたか。被害がないことをお祈りしています。





前回はプロジェクトマネジメントの必要性を、企業のマネジメント層へ理解いただくことが難しいというお話をしました。今回はその原因を少し掘り下げてみることにします。

  一つには、プロジェクトの重要性を論理的に理解しているかどうかということです。ここで言う重要性とは、プロジェクトの目的を達成することによって、どのような利益が企業にもたらされるかということです。

  もちろん、経営者にはなんらかの目論見があって、プロジェクトを実施する判断をしたわけですから、意識は持っているはずです。
  ただ、プロジェクトが上手くいかなかったときに発生する損失をどう見積もっているかは重要です。

  プロジェクトにかかった費用が無駄になるだけでなく、プロジェクトの結果に期待した利益もまtら失うことになります。さらにプロジェクトの失敗をリカバリーするための費用と時間が余分にかかることになります。
  特に、時間のロスは競合他社の動き次第では、致命的な結果になり兼ねないのです。

  そのためにも、通常はプロジェクトの開始前にプロジェクトの目的を正しく評価する作業が欠かせないのです。

  このように、プロジェクトがもたらす利益と失敗した時の不利益を正しく評価することは、経営者の責任の一つであるわけですが、実際はそれほど厳密に考えることなく、多くのプロジェクトが立ち上げられています。

  つまり、経営層があまり論理的にプロジェクトが経営に与える影響を考えていないということになります。よしんば考えていたとしても、プロジェクトの成果を正しく評価できないため(目的と期待する効果が明確でない)、本来の期待に届かないプロジェクト結果であっても、なんとなく成功したと思わされてる場合があります。

  厳密にプロジェクト結果を評価すると、日本のプロジェクトの7割は失敗しています。でも表面にはそのような状況は浮かび上がってきません。組織内で上手に隠されて、表面的には成功したことになっているプロジェクトが沢山あるからです。
  どうしてそのようなことになるのかは、別の機会に掘り下げてみたいと思います。




て、そのような状況ですから、経営者は自社のプロジェクトの本当の状況というのを把握できていない、もしくはしずらい環境にあるということになります。

  このような状況の中で、経営者はプロジェクトの成功率を上げるための投資を行うべきかという判断をするチャンスさえ奪われる可能性さえあります。本当の問題に気づかないということですね。

  この根っ子には、本業の業務さえちゃんとやっていれば、一応経営は成り立つという感覚があるのも確かです。
  プロジェクトとは今までにない新しいことに挑戦するという要素が必ず入ってることは、このブログで何度も言ってきました。

  これは、経営者が真剣に変革を求めているて、それを実現するための手段としてプロジェクトがあるということです。
  もし、その感覚が経営者になければ、プロジェクトマネジメントの必要性に思いを寄せることはあり得ないことになります。





日参加したある会合で、講師に対して「関西(の企業や経済)を元気にするにはどうしたらいいですか?」という質問がありました。
  答えは「経営者がもっと勉強しなければいけない」というものでした。

  一昔前の経済活動と違って最近では、ビジネス環境の変化の度合いは非常に早く、また複雑かつ高度になっています。
  このような環境で、経営者は常に正しい方向に企業を引っ張って行くことが求められるわけです。

  当然、どんなに小さなプロジェクトであってもその成果がビジネスに与える影響は多くなります。それを考えるとき、プロジェクトマネジメントの重要性を正面からとらえ、取り組むことはこれからの企業活動では欠かせない要素となると、キットPMは考えています。




次回も、このテーマを続けていきます。
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