前回から「プロジェクトのコスト管理」というテーマでお送りしています。中小規模のプロジェクトで厳密な意味でのコスト管理を行っているプロジェクトはまだ多くはないというのがキットPMの経験からくるイメージです。
前回言い忘れましたが、プロジェクトでコストを管理する意味は2つあります。一つは前回述べたようにアーンドバリュー(EV)を使った、プロジェクトの進捗管理を行う場合。もう一つは、プロジェクトの成果物全体を資産として計上するなど、会計的な必要がある場合です。
後者については後で考えることにして、まずはプロジェクトの進捗を測るためのプロジェクト管理について考えます。
コスト管理は、当初予算と実際に費やしたコストの差異を管理するものです。お金の動きからプロジェクトの状況を把握するということになります。
その際問題になるのは当初予算の立て方です。きちっと見積もりを行いその積算結果で予算を立てる場合、見積もりの精度が問題になります。
逆に、最初から予算ありきでスタートするプロジェクトもあります。その場合も、目的達成のために妥当な予算かを検証することは必要です。
そのためにキットPMがお勧めする「タスク抽出」作業を行うことが、最初のステップになります。「タスク抽出」の詳細については こちら をご覧ください。
「タスク抽出」によって、やるべき作業を明確にし、誰がその作業を行うかを考えます。外部に作業を委託する必要があれば外注費となり、必要な設備機器やソフトウェアライセンス料があれば購入費となります。それに加えて、プロジェクトメンバーとして参加する自社の社員の人件費が発生します。
このように予算は大きく分けて、外注費、購入費、人件費に区別することができます。
この内、当初予算から変動する可能性が高いのが「人件費」と「外注費」なります。購入品は一度購入してしまうと価格が変動することはまずありませんが、一つ可能性としてあるのは、プロジェクトの途中で必要なスペックが変更になってしまい、購入品を変更する場合があることです。
プロジェクトマネジメントのためのコスト管理は、これらの変動をどう把握し、対処するかということになります。
日本の場合、給与を含めた多くの支払いタイミングは月単位となります。したがって自然に、月単位が最少の管理スパンとなります。
つまり、月ごとの支払予定を、上で示した3つのカテゴリー別に明確にする必要があります。
「購入費」と「外注費」はプロジェクト開始前か、プロジェクト計画時点で見積もりを取り、契約を結ぶことになります。
「人件費」はプロジェクト・ライフサイクルによって変化する投入人員を想定して、月ごとの人工と人件費を計算します。
通常、人件費には個人の額面給与、保険年金の会社負担分、労働保険会社負担分の合計に、事務所の賃料や設備費、水道光熱費などの合計を社員数で按分した係数を掛けた金額を用いることになります。キットPMの経験では係数は1.3~1.4程度になるようです。
これらを月別に配置したものが、プロジェクトの予算表となります。イメージできるでしょうか?
次回はこの予算表について、もう少し詳しくお伝えすることにします。
そのためにキットPMがお勧めする「タスク抽出」作業を行うことが、最初のステップになります。「タスク抽出」の詳細については こちら をご覧ください。
「タスク抽出」によって、やるべき作業を明確にし、誰がその作業を行うかを考えます。外部に作業を委託する必要があれば外注費となり、必要な設備機器やソフトウェアライセンス料があれば購入費となります。それに加えて、プロジェクトメンバーとして参加する自社の社員の人件費が発生します。
このように予算は大きく分けて、外注費、購入費、人件費に区別することができます。
この内、当初予算から変動する可能性が高いのが「人件費」と「外注費」なります。購入品は一度購入してしまうと価格が変動することはまずありませんが、一つ可能性としてあるのは、プロジェクトの途中で必要なスペックが変更になってしまい、購入品を変更する場合があることです。
プロジェクトマネジメントのためのコスト管理は、これらの変動をどう把握し、対処するかということになります。
日本の場合、給与を含めた多くの支払いタイミングは月単位となります。したがって自然に、月単位が最少の管理スパンとなります。
つまり、月ごとの支払予定を、上で示した3つのカテゴリー別に明確にする必要があります。
「購入費」と「外注費」はプロジェクト開始前か、プロジェクト計画時点で見積もりを取り、契約を結ぶことになります。
「人件費」はプロジェクト・ライフサイクルによって変化する投入人員を想定して、月ごとの人工と人件費を計算します。
通常、人件費には個人の額面給与、保険年金の会社負担分、労働保険会社負担分の合計に、事務所の賃料や設備費、水道光熱費などの合計を社員数で按分した係数を掛けた金額を用いることになります。キットPMの経験では係数は1.3~1.4程度になるようです。
これらを月別に配置したものが、プロジェクトの予算表となります。イメージできるでしょうか?
次回はこの予算表について、もう少し詳しくお伝えすることにします。
