今日は幾分暑さが戻ってきたようです。結構湿度も高くジメッとした感じとなっています。
本日は月末処理が立てこんでいて、ブログの更新が遅くなりました。
戦略的な目的を達成する(はず)のプロジェクトは、テンポラリな集団と言いながら、組織の中で認められた人材の集合であり、プロジェクトの目的達成に尽力することで、組織が利益を得るために貢献する集団のはずです。というか、そうでなければプロジェクトが良い成果を上げることは難しくなります。
そのためには、組織全体として部分最適から脱却して全体最適をよしとする風土を作る必要があります。
これにはまずトップが、それを正しく認識し、強く意識し、的確な行動を取る必要があります。
逆に考えると、所属する小集団の利益に貢献するための密度の高い内向きの競争力を、全体最適に目覚めることで大きな目的のために使えるようになると、すばらしいパフォーマンスを発揮できるのではないかと、思いは膨らみます。
そのために、正当な評価ができる基準をプロジェクトマネジメントに持ち込むことが欠かせません。
その上で、プロジェクトの評価とプロジェクトメンバの個人評価がリンクし、さらに出身母体である課や部といった小集団の評価につながっていくという仕組みが必要になります。
根回しと長時間会議による、全員一致の意思決定により、誰も責任を問われないリーダーシップのあり方についても、プロジェクトの中で意思決定の判断基準を儲けることで、迅速な判断を行うことができるようになります。
当然、プロジェクトの成功、失敗は最終的にはプロジェクトマネージャとプロジェクトオーナーに帰することになりますから、責任のあり方も明確です。
つまり、プロジェクトによる業務遂行は、責任とリスクと評価を誰が取るのかを明確にすることで始まる業務と言えるのです。
日本的なものとプロジェクトの相性は最悪ですが、逆手に取ってモダン・プロジェクトマネジメントによって日本的な不合理性を組織から払拭できる可能性があるのではないかというのが、キットPMの結論です。
大事にすべき「日本的なもの」は沢山ありますし、キットPMも日本人としてそれを誇りに思い、あー日本人であって良かったと感じることが多々あります。
しかし、ビジネスシーンで垣間見る日本人であるがゆえの、不合理性やおぞましさというものがあるのも厳然たる事実です。
これまで、我々はそのような不合理を是認し、うまく調整することで社会の軋轢を(表面上は)減らし、円滑なビジネス活動を行ってきたのですが、そのため大きなコストを支払ってきました。
でも、不必要なところでいたずらにコストを掛けるという余裕が、社会になくなってきていることも事実です。それは、主にグローバル化(?)による外的要因のためだと思います。
それが特に顕著に現れるのがプロジェクトマネジメントの世界のような気がしてなりません。
それではいっその事、プロジェクトを通じた意識改革や、組織改革が最も自然に円滑に行えるのではないかと思います。
