モダン・プロジェクトマネジメントを阻むものたち-2- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

▼季節は移り変わり、三月に突入しました。
  昨日はひな祭りでしたが、皆さんは休日の節句をいかがお過ごしだったでしょうか。

2013ひな祭り
キットPMの自宅で毎年飾る、1段飾りです。お内裏さまとお雛様の位置は京都スタイルです。

▼前回から、モダン・プロジェクトマネジメント(MPM)が
  我が国の社会になかなか浸透していかない理由について、考えようとしています。

  MPMの浸透を阻むものが何かを考える前に、まず業務をプロジェクト化し実施することの意味とは何か、改めて考えてみることにします。
  なぜなら、プロジェクトによる課題解決に対して社会的な期待が高まっているのに、
その期待に反してプロジェクトの成功率が大きく改善されていません。
  つまりこのギャップの解消を考えることが我々にとって、重要なことになります。
  



▼さて今、私たちを取り巻く社会環境は、
  かつてないほどのスピードで移り変わっています。私たちは社会の変化に合わせ、自らを積極的に変えながら変化に対応することでしか、生き延びていくことは難しいのです。

  マーケットの要求の複雑化、競争相手の台頭、労働条件の多様化、ビジネスインフラとしてのIT技術の複雑化、セキュリティ、経営の透明性確保、災害対策など10年前とは比べようもありません。しかも、すべてがグローバルな要素が絡んできます。

  同意いただけますよね?

  そのような状況の中、目的を明確にしリソースを集中して投資することで、比較的短期間で成果をもたらす”プロジェクト”は経営者の重要なツールとなるのは自明のことだと思います。また、それだからこそ多くのプロジェクトが企画、実行されているわけです。



▼組織の経営者は、
  このようなプロジェクトの重要性を、少なくとも感覚的には認識していてプロジェクトを実行します。でも、プロジェクトを成功させる本当のポイントを理解していないのではないでしょうか。

  そのポイントとは、プロジェクトの成否は経営に直結しているという理解です。即ち、経営者自身がプロジェクトに深くコミットするということです。
  それなくしてはプロジェクトの成功は覚束ないのです。

  逆に考えると経営者の理解のありようが、モダン・プロジェクトマネジメントの導入を阻害しているのではないでしょうか。



▼いよいよ本題にはいってきました。
  次回もさらに考えを進めていきます。