経営者のためのプロジェクトマネジメント-2- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

▼木枯らし1号も
  吹き、いよいよ本格的な冬到来です。
  と思ったら、あっという間にお正月がやってきます。毎年のことですが、夏が終わてから年末まで時が過ぎ去るスピードが速過ぎて、目が回るようです。

  キットPMにとって、今参加しているプロジェクトのせいか、今年はいつもに比べてさらに速く感じています。皆さんはいかがでしょうか。

             悩み



▼前回、プロジェクトが
  その真価を発揮するのは、なんらかの戦略に基づいて実施されるときであり、一つの戦略を実現するためには複数のプロジェクトをまとめる「プログラム」という概念が必要であると書きました。

  ちょっと解りにくかったので、もう少し説明します。



▼戦略に基づかない
  プロジェクトの場合、何が起きるのかを考えてみましょう。

  プロジェクトである限り、プロジェクトを実施する何らかの必要性(動機)が必ず存在します。誰が必要としているかを考えることは重要です。
  戦略的な要求から必要性が出ていないプロジェクトであっても、誰かの要求があり、そこにはその誰かの意思が働いているはずです。

  その意思が、誰かの個人的な「思い」かもしれません。また誰の意思でもなく、単なる環境の必要性から自動的にプロジェクトが立ち上がっているかもしれません。



▼前回例に上げた、
  「設備の老朽化のために新しい設備に入れ替える」というプロジェクトを考えてみましょう。

  普通に考えれば、メーカーを呼んで新機種の情報をもらい、見積もりを取って、最適な(と誰かが思っている)設備を導入するとう手順を踏みます。

  ここには、設備の老朽化という環境の要求(誰もが納得する)がキーになって、新設備導入という行為につながるわけですが、どのような新しい設備を導入するかは、導入担当者の考えにある程度依存することになります。

  もちろん、見積もりの比較や選択、決定の段階で複数の意思が働くことになりますが、それにしてもまずどうするかを考え、行動に移す過程では担当者の意思が最も強く影響することになります。

  このとき、担当者が何を選択候補として上げ、何を落とすかの基準は、もしかしたら、個人的な感性や常識や上司の意思になのかもしれません。

  なぜなら、客観的で全体最適な判断基準を、担当者やその上司が持っていないからです。



▼少々長くなりました。
  次回も続きます。