▼ここ武蔵野地方は
昨夜は台風17号の影響で大荒れでしたが、今は日も射して、穏やかな朝となっています。ちょっと蒸し暑い感じです。
とうとう10月に突入しました。キットPMにとってはいろいろな意味で、大変な月になりそうです。なんとか、11月に向かって責任をキッチリと果たして行きたいものです。
▼さて、前回は
プロジェクトがうまく行かない原因の一つに、発注者と受注者のコミュニケーション不足があるのではないかと、思いついたお話をしました。発注者と受注者は、言い換えるとユーザー部門とプロジェクトとも言えます。
つまり、プロジェクトのオーナ-またはスポンサー部門とプロジェクト間でコミュニケーションがうまく行かない、ということです。
▼ここで、特に注目するのは
発注者側の説明責任の不足です。若かりし頃のキットSEは、お客様の言うことをすべて実現することが、お客様のためになると考え奮闘していたものです。
ところが、お客様の要求そのものに矛盾があったり、確かに聞いて確認をとったはずの要求の解釈が間違っていたり、後で聞くと、知らない重要な情報が伝えられていなかったたりと、一生懸命聞けば聞くほど混乱することが、しょっちゅう起きていて、まさしく情報に翻弄されてました。
当然、フラストレーションが溜まります。
▼そこで解ったのは
発注者は自分が必要とするものの全体像や重要性を、必ずしも正しく理解できていないということです。
それが証拠に、あって当然の業務フローなど、プロジェクトの前に準備されていることなど、経験したことがありません。要するに自己分析がないものですから、やりたいこともなんとなくのふわっとしたレベルで存在しているだけなのです。
そこで、我々ははその業務の整理もプロジェクトの中でやらざるを得なくなります。通常、見積にはこの工数を含んでいないので、プロジェクトはスタート直後いやスタート前から破綻していることになります。
▼ということに気がついた
キットPMは、勤めていた大手製造会社の情報子会社を辞めて、コンサルティング会社に就職しました。この問題を解決できるのは、コンサルティング力だと考えたからです。
発注者側サイドに立ってお客様と一緒に、まず何をしたいかを明確にすることで、確実にプロジェクトを成功させることができ、だれもがハッピーになると考えたのです。
ということで、いまはなきあるコンサルファームで働き始めたのですが、これがどうも、やっぱりうまくいかないわけです。
発注者側と一緒になって問題を解決しようとしても、お客様はやっぱり発注者側としての意識しか持てていないのです。
「コンサルタントに任したから、なんでもちゃんとやってくれるものだ」というわけです。
また、コンサルタントにもプロジェクトをマネジメントするという意識はそれほど強くなく、どうしても発注者との対立構造に陥りやすくなるということも、ありました。
▼ということで
じゃどうすればいいのかと悩んだ時にたどり着いたのが「モダンPM」だったわけです。
次回につづきます。
