ここ北摂地方はいい天気になっています。午後にかけて、気温もグッと上がってくるようです。
前回の草津の写真が好評でしたの今回も旅行の写真を1枚。2日目の軽井沢へ行く途中、「日本ロマンチック街道」の素晴らしい景色です。
雨模様でしたが、かえってしっとりとして緑が生き生きと見えました。
▼さて、前回日本的なものが
私たちのプロジェクト・マネジメントにも、影響を及ぼしているのではないかと問題提起しました。
モダン・プロジェクト・マネジメントの考えの基本には、曖昧さを無くすことでやるべき作業に集中できることがあります。
もし、明確にできないことがあるのであれば、何が曖昧なのかを明確にします。こうすると、曖昧だということが「明確」になりますね。
このように、できるだけ二項対立の二元論で、プロジェクトの状況を表現するようにします。
例えば、明確か明確でないか。計画できるかできなか。安全か安全でないか。足りているか足りていないか。などのように考えていきます。
このように、状況を幾つかの対立軸を使って表すことで曖昧さを排除することが可能になります。それにより、正しい理解と正しい対策が可能になります。
▼ところが
日本人のメンタリティとして、または日本語の特性として◯か×では表現できない中間てきな表現が好きなのは、皆さんも同意できるのではないでしょうか。
「これの詳細な計画はできているの?」「それは、今作業中です!」「つまり、出来ていないのね。」という会話は、とても一般的ですね。
さらに、「じゃ、いつできるの?」と聞くと、遅れている言い訳が延々と始まることになるわけです。
この場では、「できている/できていない」、できていないなら「いつできる/できない」、できないなら「できる方法はある/方法はない」というように考えて行きたいのですが、それはけっこう難しいことなのです。
▼特に責任感の
強い人は、叱責されることを非常に恐れます。そのために、プロジェクトのすべての場面で責任を明確にすることを「無意識」に避けます。
そのために、なんらかの結論が必要な場合、誰かが決定したという形より、全体の合意で決定する形を取りたがります。困ったことに、上に立つ責任者ですらその傾向があります。
人前での議論を行うことをこれも「無意識」に、避けます。もし、議論して自説が否定された時に「負けた」という挫折の感覚と、そのために「恥をかかされた」という恨みの感覚が発生します。残念ながら日本人にとって「議論」することは、理性ではなく「感情」の方に重みがかかる場合が多いのです。
したがって、事前に相対で説明と合意をとった上で、会議の席で議論したようにして、合意を取り付けることが重要になるわけです。つまり、根回しですね。
ただ、PMの手間は大変なことになりますが...
▼次回も続きます。
