▼ゴールデンウィークも終了
しましたが皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか。今日から仕事の方も多いと思いますが、気持ちを切り替えて頑張りましょう。
▼前回はプロジェクト内での
信頼関係の構築が、潜在しているトラブルの「芽」に気づかせてくれる最大の方法だと結論しました。また、信頼関係は過去の共通する成功体験の有無や量に依存し、その関係があれば良いチームになるということでした。
▼でも現実はそう簡単には
行きません。通常のプロジェクトでは、初めて一緒に仕事をするメンバや、新しく参画した協力会社もあるでしょう。では、このような状況でPMにできることは、なんでしょうか。
まず、チームを結成する前に充分なスキルや経験の調査を行なうことです。その上で、個人面談等を通してメンバの個性を把握します。面倒くさいと言わずに実行すると、それなりの成果を得ることができます。
▼さらに、キットPMがおススメするのは、
プロジェクト計画時点でメンバによる合宿を行ない、そこで「タスク抽出」作業を行うことです。合宿が難しければ、オフサイトミーティングでもOKです。
合宿であれば、少なくとも3食を伴にすることになりますし、うまくすればお酒を飲むこともできます。オフサイトミーティングでも2回は食事が可能です。経験的に、同じ釜の飯を食べることの意義は大きいのです。
食事やお酒の席での、何気ない仕草や会話など、隠れた人となりに気づくよいチャンスとなります。
▼また、社外で会議をすることで、
日常から開放され多少でも気分が高揚します。このような環境でうまくセッションをリードすると、自由な意見がでて相互理解が進みやすくなります。
以前、カリフォルニアにある会社で会議をしたところ、会議室のテーブルの上にはキャンディやチョコレートが器に山盛りになっていました。脳が疲れた時の糖分補給の意味もあるかもしれませんが、チュッパチャップスを舐めながら行う会議もおつなものでした。もちろんノーネクタイです。
▼そのような環境で、このブログでいつも言っている
「タスク抽出」作業を行うことをおススメします。なぜなら、作業自体がコミュニケーションツールとしての側面を持っているからです。
PMは作業をリードする中で、メンバの態度、考え方、性格をつかみ、呑みにケーションでさらに一歩、個々の”考え”に踏み込むことが可能になります。
キットPMの経験では、この方法は初めてのメンバとの相互理解を一挙に進めるための最良の手だと思います。
▼また、作業環境に
気配りすることも効果があります。プロジェクトチームの作業スペースを確保し、チーム全体が一緒に作業でき、いつでもメンバがPMにアプローチできる環境を用意することは有意義です。
机の配置や会議のあり方などの工夫で、コミュニケーション効率が随分違って来るのは間違いありません。
多くの場合、キットPMがプロジェクトチーム配属されたら、まず、机の並びを変え、会議の運営の方法を変えるところから始めます。そして、それは大きな効果を上げています。
▼次回は
上位管理者が感じている、トラブルの「芽」の発見について、考えてみます。


