▼いよいよ今年も
残すところ6日となってしまいました。公私ともにいろいろなことが起きた一年でしたが、皆さんはどのような年だったでしょうか。来年は、より希望の持てるような年としたいものです。
年末まで残りの日々を、有意義に過ごしていきましょう。
▼さて、一人ひとりが今年を振り返り
一年を評価することも重要なことですが、今はプロジェクトの評価について考えています。プロジェクト評価も多くの有益な情報を会社にもたらすことができる重要な活動です。
実はこの観点がもっとも重要な考え方なのですが、なかなか理解が及ばないところでもあります。
さて前回、キットPMが考える5つの評価観点を上げました。今回からそれらの内容について詳しく見て行くことにします。
▼まずは、目的と目標の評価です。
評価作業自体は過去を見つめる行為だと言いました。これをもっと正確に表現すると、過去におこなった計画内容と完了結果を比較するということです。
ということは、当然プロジェクトの計画時点で「目的」とも「目標」が明確になっている必要があります。これは大前提ですから、これらが明確になっていなければプロジェクトの評価はできません。
▼もし正しく
目的や目標が設定されていて、評価基準が明確であれば、評価自体はそれほど難しいものではありません。
要するに、計画と結果のギャップのレベルを評価基準を使って測ればいいわけですから、淡々と評価できるはずです。
もちろん、計画時点で評価することを意識した目的、目標の設定が必要になります。できるだけ数値で測れるように工夫します。
▼例えば、このような目的があったとします。
「他社との競争力を向上するために、新製品開発期間を2ヶ月短縮すると伴に、開発担当者の勤務時間を平準化することで労働環境を改善する。またその結果として、マーケットシェアを25%に拡大する」
これに対して、目標はこのようになったとします。
「製品開発をサポートするITシステム(製品開発データベース、ナレッジマネジメント)を導入し、開発担当者のスキルの底上げを行うための教育研修制度を立ち上げレベルを平準化する。また、開発部に新しい目標管理と成果管理と評価の方法を導入する。」
▼この評価としては
「目標」は達成されたか。つまり、ITシステムは導入できたか? 要員のスキルアップできて能力は平準化できたか? 目標管理等の新制度は導入できたか? を測ることになります。明確ですね。
また、「目的」は「目標」を達成することで達成できたか?
を評価することになります。予め設定した評価基準(全体として90%が達成できたと判断したとき、プロジェクトは成功したと評価する など)に照らしあわせて最終的な判断をすることになるわけです。
でも、ここで疑問です。目的の達成度合いとはどのタイミングで測るべきものなのでしょうか?
▼本日はこれまでです。
次回も目的と目標の評価について考えを進めていきます。