▼今日は冬至です。
今朝の天気は曇りで冬らしい寒々とした感じです。こういう雰囲気もまた良いものです。
このブログの読者には、年末に向かってプロジェクトの最終コーナーを駆け抜けようとしているPMもいらっしゃるかもしれません。
お身体に気をつけて、さぁもうひと踏ん張り頑張りましょう。
▼さて、前回は
プロジェクトの評価について考える1回目でした。評価の基本観点、目的と目標の評価を上げました。さらに評価の観点について考えていくことにしましょう。
▼もう一つ重要な観点は、
プロジェクトの運営を評価するということです。これは、PMBOKで言うところの「知識エリア」で表される要素の内、当該のプロジェクトで適用したものの品質を評価します。
計画や作業見積の精度やリスクマネジメントなどのマネジメント要素のことですね。さらに、プロジェクトチームメンバの評価とPMの評価、つまり個人評価があります。
と、まぁここまでは普通の評価観点ですが、果たしてこれだけでで充分でしょうか。
▼評価観点について更に
考えていく前に、なんのためにプロジェクト評価を行うかについて少し整理しておきましょう。
評価というのは過去を見つめる作業になります。つまりプロジェクトが当初の期待通りの成果をもたらしたか、そしてそれはどのような活動の結果であったかを明確にし、記録することなのです。
このように評価活動は過去を見つめる作業ですが。評価することは、その結果を新しいプロジェクトにプラスになる情報を取得し、共有するために行うのです。
つまり評価の目的そのものは、未来のために行うということです。
もう一つは人事評価です。これも、正しい評価をすることで新たな仕事に対する意欲を持つことができるという意味で、未来指向と言えるかもしれません。
正しく過去を見つめることは、よりよい未来を築く礎になるということです。とても重要なことですね。
▼さて、ではその他の
評価観点について考えてみましょう。
これまで、プロジェクトの目的と目標およびプロジェクト運営と人事についての4つの評価観点をあげてきました。
これらは言わばプロジェクト内部の活動に対する評価ですが、プロジェクトが関わる外部に関する評価もあります。
一つは、協力会社の活動に関する評価です。協力会社が行うプロジェクト活動がプロジェクトの外か内かという議論はさておき(キットPMは当然内、だと考えていますが...)評価することは重要です。
▼もう一つは
プロジェクト実施の要求と目的の妥当性を、プロジェクトの結果から評価するということです。つまり、プロジェクトの上位組織の意思のあり方(戦略の方向性)を評価するわけです。
通常このような評価はあまり行ないませんが、キットPMはこれも重要な評価観点だと考えています。
なぜなら、経営の視点での評価と違った観点で経営戦略を評価できるのはプロジェクトだけだからです。
▼以上が評価の
パターンの全てです。次回からこれらの詳細について一つ一つ考えていくことにします。